連載:気まぐれゲーム雑記 第695回:PS4は欧州市場でかつてない需要となる一方、日本市場はコンテンツが重要視されている
気まぐれゲーム雑記
第695回:PS4は欧州市場でかつてない需要となる一方、日本市場はコンテンツが重要視されている
つまり、来年が勝負なわけです
ジワジワっと普及すればいいじゃない
AZです。FPS慣れを克服しようと再度立ち上がりましたが、お陰様でふらふらしながら本記事を書くハメになりました。
それはそれとて、SCEのアンドリューハウス氏がPS4の欧州市場・米国市場・日本市場について簡単に語っています。まとめちゃうと次の様な感じ。
- 欧州市場が非常に好調で、かつてないほど強い需要がある
- 最新の報告だと在庫切れしそうだけど、生産や流通を工夫して品切れを起こさないようにしたい
- 米国市場は、見込んだとおりの売れ行きだが、Xbox Oneとの対決においては11月の市場シェア面で厳しかった
(管理人注:Xbox Oneのシェアが伸びた理由は、本体が安くなるセールやバンドルなどのキャンペーンをした為とされている) - 日本市場は、正直なところゲームのスマホへのシフトが進んでいる
- ゲームのコンテンツが最も重要視されている市場
[情報元:ロイター]
だいたい以上のような感じとなります。
ヨーロッパやアメリカでは絶好調といわんばかりの結果を出しているようで、PS4の攻勢は今後も続くことになるでしょう。スタートダッシュに成功したハードは、次世代へ移るまで高いシェア率を占める事になります。この事は、歴代の各ハードが証明してきた事とも言えましょう。
一方で、日本市場においてはPS4を始めとした据え置き機が全体的に盛り上がっていません。むしろPS4は、日本向けタイトルがほとんどない事を踏まえれば、結構健闘したと言わざるを得ない気がしないこともないわけです。その一方で、Xbox Oneは色んな意味で絶望的市場になっており、ただでさえ据え置き機の勢いがない日本において、次世代があるとするならば日本でどうなるのかが何となく今からわかってしまいそうな気にはなります。
すでに、日本市場は大手メーカーがスマートデバイス向けor据え置き機、携帯ゲーム機向けの両方を作り利益を出していますが、市場規模の大きさで言えばスマートデバイスに軍配が上がってしまいます。昔に比べれば、根本的に「生活環境」が大きく変化した事が影響しているような気もしますし、ある程度は仕方がない事なのかもしれません。
2015年は、主にPS4で「ゲーム内容が最も重要視」される年になることが予想されます。すでに、ネームバリューだけで売っていくには限界が見えてきているのは間違いない事ですし、結局のところ多くの人が楽しい・面白いと思えるモノがでてこない限り、大きく牽引する事は難しいでしょう。はてさて、PS4をより大きく牽引するモノは一体どのタイトルになるのか。今のところ「ドラクエヒーローズ」がそれになっているようですが、2015年に出てくる各タイトルに大きな期待を寄せておきたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:PS4はヨーロッパの年末商戦ですげー勢いになりそうだよーってな話です。
:そりゃまた景気の良い話だな。……日本は別のようだが。
:ほんと、ソレがネックだよね。まぁ、結局時間をかけてジワジワと普及していくのがPS4だと思ってるし、各メーカーも縦マルチからPS4へ一本化せざるを得なくなるだろうけど、PS4をすげー牽引するような何かが求められているんだろうなぁと。……とりあえず、余りゲームをしない人達はFF15だという事くらいなら分かりますけどネー。
:FF15に限らず、すげー勢いで牽引しそうなタイトルがズズイと出てきて欲しいもんだわなぁ……。
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