連載:気まぐれゲーム雑記 第686回:プラットフォームの選択が増えるのは良いこと
気まぐれゲーム雑記
第686回:プラットフォームの選択が増えるのは良いこと
どんどん広がって欲しいモノです
プラットフォームが増える事は、売る場が増えると言う事になる
AZです。……寒いです。
それはさておき、インディゲームをPCで配信しているPLAYISMがいよいよPS4やPS3、Vitaといったコンシューマーでのパブリッシングを開始する事になりました。まずは、「TorqueL」「Machinarium」を12月24日に配信開始し、その後も2015年には「アスタブリード」「巫剣神威控」「リボルバーサンロクマル リアクター」「クロワルール・シグマ」「PRISMATIC SOLID」を配信していく事になっているようです。
これらのタイトルは、PCではすでに配信されています。それなりに動くPCがあればすぐさまプレイできますが、日本という市場は残念な事にPCゲームが流行っていません。流行っていないというよりも、市場として正しく形成されていない、というニュアンスの方が正しいでしょう。かれこれ10年以上前からPCでもゲームをしてきた身としては、Steamなどでやっと認知されてきたという印象です。そういった意味でも、インディゲームの土壌がPCである以上は流行りにくい傾向があるとも言える様な気にはなります。
PCでゲームをする場合、それなりのモノを揃えようとするとそれなりに値が張ります。価格が高ければ高いだけ高性能になるだけに、性能を見るだけならば据え置き機云々よりもPCが一番ハイスペックになるのは言うまでもありません。しかして、日本じゃPCでゲームをする人の方が稀であり、基本的には家庭用ゲーム機や据え置き機、今ならばスマートデバイスの3種類が選択肢として挙げられます。
私としては、そういったわかりやすい方面へ進出しない限りはインディゲームの普及もへったくれもないとは考えていました。以前からちらほらと伝えられていましたが、やっと本格的に日本でもインディゲームが出回りそうな雰囲気にはなりつつあります。……PCではすでに出回っているので、そこらへんに認識の差が生まれるのも仕方がない話ではありますが。
インディゲームなので、ボリュームは小さいですがその分価格も抑えられていますし、どういった人達が反応するのかが一番の見どころにもなるでしょう。ゆくゆくは、日本からもマインクラフトやテラリア、Hotline Miami、Monacoなどといった話題になるようなインディゲームが出てくる事を願いたいものですね。
[情報元:PLAYISM]
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:PLAYISMがPCで出てるインディゲームをPS4とかVita向けとしてパブリッシング業務始めるヨーってなお話です。
:これで少しはインディゲームが普及するかね?
:どうだろう? とはいっても、今のPCゲームとかスマホ市場で云々いってるよりは普及しやすいんじゃなかろうかと。結局、どうやって行き渡らせるのかが最大のポイントだからね。PCゲームってだけで選択肢からなくなっちゃう可能性もあるのだから、選択肢が大いに越した事はないのだよ。……よほどの大作ならば独占で良いとも思いますけどネー。
:そこらへんは各タイトルのボリューム次第なんだろうなぁ。
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