連載:一週間(2014年11月23日~11月29日)を振り返るコラム的な何か 第121回:ファンタシースターノヴァの序盤体験版が盛り上がったらしい一週間

一週間を振り返るコラム的な何か
第121回:ファンタシースターノヴァの序盤体験版が盛り上がったらしい一週間

ファンタシースターノヴァはボッチが無難に楽しめる一作な気がします

AZです。選挙が近づいている事に、騒音的な意味合いで恐怖を覚えるタイプです。

さて、2014年11月23日~11月29日までの間に一番見られた記事は、「「ファンタシースターノヴァ」の序盤体験版レビュー:3クラスをレベル30にした上で思った善し悪し」でした。なんだかんだと、製品版を買うくらいには楽しんでたりします。また、「品質と納期の裏には信用とお金がある」もよく読まれていたようなので、ちょっと脇に逸れた内容でも書いてみようかと思う次第です。

シンプルだけどテンポの良さがウリなのかも?

ファンタシースターノヴァの序盤体験版をガッツリプレイしたので、しっかりとレビューしてみました。ちなみに、すでに製品版は発売されていますが、製品版を買うくらいには楽しめています。

今までのシリーズに比べて、武具が現物ドロップではなく素材から作るようになったり、マグがなかったりと変更点はちょこちょこ見られますが、戦闘のテンポが良いのでアクションRPGをしている感じにはなります。本格的なアクションと比べればヌルめではありますが、だからこそテンポの良さが光っているとも思えるわけです。少なくとも、戦闘でストレスを感じることは少なめです。……巨大生物が地形にめり込んでいて攻撃できない案件は許しがたしでしたが。

「他には不満点がない」というわけでもなく、個別の依頼ともいえる“約束”が1人1個ずつしかできないとか、倉庫に荷物をしまっていると連打で指が疲れるとか、何故誰も倉庫に文句付けなかったの? とか、開発の人はそんなに連打好きだったの? とか、本気で倉庫をどうにかしろ等々。うん、主に倉庫です。あそこ、ほんとにどうにかして下さい。何が好きで荷物しまうのに連打してないといけないのですか。「プレイヤーは荷物を倉庫にしまうために連打を強いられてるんだ!」と言わざるを得なくなってしまいますので、何卒修正して下さるようよろしく申し上げておきたい次第です。

ともあれ、なんだかんだと楽しんでいる事に間違いはなく、久しぶりに「一人向け」のユルいアクションRPGを満喫しています。マルチアクションな昨今ではありますが、ボッチの皆々様は気になったら手を出してみるのも良いかもしれません。……ちなみに、わたくし個人はストーリーに期待をしちゃいけないというのがファンタシースターシリーズの伝統だと思い続けております。

金儲けより信用を重視しなければならない時もある事を知って欲しい

最近話題の寄生獣的バグを取り上げたわけですが、以前からこのブログでは「信用出来るメーカーはどこがあるのかを個々で考えてみては?」的な問いかけをちらほらとしてきました。バグ問題というのは、そういった信用の部分を大きく失墜する一因になります。それでいて、「真・三國無双7 Empires」はJ-Castニュースの記事がヤフーに取り上げられたりもしたので、当ブログのような小さなところが取り上げるなんかよりも色んな影響が出るのか否かが見守られるところでしょう。

信用を失墜するのも簡単ですが、信用を得ようという動きがあるのも確かです。例えば、先週インプレッションを書いた「FFEX」の先行無料版という名の体験版ですが、あの体験版は「信用」を得ようとしている動きになります。もっと言ってしまえば、「信用していいのかどうかわからない人を相手にアピールする」という認識にもなりましょうか。もちろん、出てきたモノが期待通りじゃなければ信用を得るのは難しいわけで、だからこそ「FFEX」は体験版のフィードバックを受けて製品版でのアップデートを告知するという結果も見せつけました。……いやまぁ、アップデート告知の記事を読んだ限りはちょっとツッコミ要素が多い雰囲気がしてしまったのですが……。

テレビゲームの大半は、ビジネスです。企業の莫大な資金によって作られ、商品化され、その商品を娯楽としてプレイヤーは買う事になります。その時、買う買わないを判断する材料の中に「信用」というのも存在していたりするわけです。むしろ、その「信用」が買うきっかけになるケースもあるわけで、理想を言えば金儲けと信用を天秤にかけた時、信用が勝って欲しいと言わずにはおれないのです。……ま、所詮は理想ですけど。

大手メーカーがどう思っているのか定かではありませんが、残念な事に信用を失うような商品を出したメーカーの事をプレイヤーはどこまでも覚えています。ついでに、WEB媒体にはポジティブな話題やネガティブな話題がずっと残り続けるでしょう。こういったケースが続くと、WEB上には「買わない理由」がどんどん出てきてしまいますし、とても良い傾向とは思えません。もちろん、メーカーの方針と個々のゲームの面白さは別物という事も言えますが、発売元の信用なんてないよりあった方が良いのは誰にでも分かる事です。大手メーカー様におかれましては、信用を失わない程度の完成度に仕上げてから発売して欲しい限りですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:今週は、ファンタシースターノヴァの序盤体験版レビューが話題になったようです。

しゃきーんさん:しっかりと読んで貰えたみたいだな。

しょぼーんさん:なんだかんだと面白いと思うよ。少なくとも、製品版を買ってみようと思わせるくらいには面白かったし、実際買ったわけで。でも、インターネットマルチを考えている人は辞めた方が良いとかそういう事は言えるかな。アドホック専用だからね。……つまり、ボッチなわたくし向けなんです!

しゃきーんさん:……いやまぁ、よかったね?

連載:一週間(2014年11月23日~11月29日)を振り返るコラム的な何か 第121回:ファンタシースターノヴァの序盤体験版が盛り上がったらしい一週間に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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