連載:気まぐれゲーム雑記 第676回:スマホゲーを一人で作ってヒットさせた人のやり方が実に上手い
気まぐれゲーム雑記
第676回:スマホゲーを一人で作ってヒットさせた人のやり方が実に上手い
ちょっと感心しました
こういうやり方をする人がどんどん増えれば良い
AZです。ファンタシースターノヴァ、始めましたのでそのうちレビューします。
それはさておき、スマホゲーを一人で作ってヒットさせた人の紹介記事が公開されています。少々長いのでさらっとまとめちゃいますと、大体次の通り。
- 台湾出身のマ・ジェームスさんは、2012年からスマホゲームを作り始めた。
- プログラマーでもデザイナーでもなかったため、クラウドソーシングなどのネットサービスを使い、協力者と一度も顔を合わせることなく今年5月にサービス開始をした
- クラウドソーシングでシナリオライターを募集し、ピクシブでキャラクターデザイナーを探し、プログラマーは台湾のフリーランスエンジニア、BGMは学生が制作
- 運営や開発費も日本のクラウドファンディングサイト「キャンプファイア」で10万円を募集し、33万円集めた
- 「家庭用ゲームは無理でも、スマホゲームなら1人で作れるかもしれない」と一念発起した。
- ゲームの運営費はサーバー代などで月に約10万、追加コンテンツ制作で月20万かかるが、課金収益は月数十万で黒字を達成している
[引用元:日経新聞]
これまた、浪漫がある話ですね。
この話題は、個人の意地や強さなどといったメリットやリスクがはっきりと見えてくる話ともいえます。ですが、一番に挙げたいのは上手いそのやり方に他なりません。
大手メーカーだとクラウドソーシングを利用するなんてもっての他でしょうが、やはり個人ともなれば使えるモノはなんだって使って、ゲームを出してこそ意味があります。自分で出来る事の許容範囲をしっかりと見定めて作り上げたのは、実に上手いアプローチではないでしょうか。
一方で、この手法で「どこまでやれるのか」というのは、非常に興味があります。極端な事を言ってしまえば、個人と大企業の差がどの程度あるのか、という事です。もちろん、今のインディゲームにおいて個人でやっている人は多数いますし、私自身はそういった人達を大いに応援したいと考えておりますので、無理をしない程度に伸ばせるだけ伸ばして欲しいとも思っております。
日本でインディゲームが流行りそうといった兆しが見えているんだかいないんだか、さっぱりわからないような雰囲気もありますが、それでも個人で作っているという人は大いに応援したくもなります。PCであれ家庭用機であれスマホであれ、ネガティブな意味合いではなくポジティブな意味合いでゲームが盛り上がるというのは良い事とも言えましょう。今後も、色んな人達が良いゲームを出していって欲しいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:クラウドソーシングとか使ってスマホゲーを一個作り出して利益も出してる人がいるよーってなお話です。
:おー。そりゃ凄いな。
:なかなかにドリームだね。色んな意味で、ほんとに頑張った人なのだろうなぁと感心しますよ。日本でもそういう人達がちらほらといるんだし、インディゲームはプラットフォーム問わずして話題になって欲しいとも思うね。……どの人達も、すんごく頑張って欲しいものっすなぁ。
:日本じゃインディゲームってよくわからんという人も未だ多いしな。
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