一週間を振り返るコラム的な何か
第118回：ゲームブログらしく「王国の道具屋さん」のレビューが一番賑わった一週間

若い人達には頑張って欲しいモノです。

スポーツの秋、ですかねぇ

AZです。テニスといいフィギュアといい、スポーツをまったくしない身としてはしっかりと応援したい気持ちにはなります。

さて、2014年11月2日～11月8日までの間に一番見られた記事は、「3DS版「王国の道具屋さん」のレビュー　レシピを探す楽しさと手軽さがお見事な経営シミュレーション（レシピのネタバレ有り）」でした。やはり、レシピが見どころ……なのですかね？　他には、「セガの平成27年3月期第2四半期決算が公開、今後はネットワークゲーム事業に注力？」なんかも見られていたようなので、そこらへんについてアレコレまとめてみようかと思う次第です。

スマートデバイス向けやDLタイトルを侮るなかれ

元々はスマホで出た「王国の道具屋さん」のレビューをしてみたわけですが、レシピも載せた影響かしっかりと見て貰えたようです。いやまぁ、レシピはネタバレ要素ではありますが、わからない人にはいつまでも分からないでしょうから救済処置的なモノだと思って貰えれば幸い。

ゲーム内容は大筋レビュー通りですが、しっかりとやり込み要素もあります。特に、手軽にできる事とゲームを終了してても商品を売ってくれるというのは非常に楽な気分にさせてくれます。時間がある程度ある人は一気にプレイできちゃうタイプですし、DLタイトルとしてはまずまずのモノにも思える一作でした。

昨今は、スマホから3DSやVitaへの流れが多いわけですが、Vitaへはそのまま移植し3DSは買い切りに切り替えての販売というスタンスが多く見られます。そういった部分で差が出てきていますが、どちらもまだまだスマホ向けタイトルが話題を牽引するには至っていないのが現状でしょうか。

今後も、スマートデバイス向けに出たモノが3DSやVitaで発売される流れは続いていく事になります。どういったタイトルが大きく話題を牽引する事になるのかはじっくりと見守りたいモノですね。

今後の大手はネットワークが中心？

セガの決算にて、パッケージよりもネットワークゲームを中心にしていくかのような事業再編をするという事が話題になりました。これは、スマートデバイスを含めた展開をしている大手メーカーならある程度想定できた流れでもあります。

大手メーカーのスマートデバイス向けF2Pタイトルは、概ね運営という名のサービスが最重要になっています。気持ち良くゲームができれば金を払う時も納得できるのは言うまでもありませんし、サービスというのはそこを向上させるための一翼を担った存在とも言えるわけです。

また、セガ以外にもスクエニがしっかりとスマートデバイス向けタイトルで良い稼ぎを叩き出しているのが話題にもなっていますし、スマートデバイスとゲーム専用機のウェイトは徐々にシフトしていく事が窺えます。セガの場合、その先陣を突っ走るかもしれないというだけの事です。

スマートデバイスやF2Pなど、様々なゲームのビジネスモデルが出てきて各社対応をしている最中とも言えますが、ぼちぼち結果が出て来たり会社としての舵取りを迫られるような段階にもなってきたところではないでしょうか。今後、大手がどういったゲームを作っていくのかを生暖かく見守りたいモノですね。