比較記事:ファミ通さんとメディアクリエイトさんの販売ランキングを比較してみました [集計日:2014年10月27日~11月2日]
最初に断り書き
本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん(メディアクリエイトさん調べ)より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。
また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。
ちょっとだけ説明
- 赤い部分は新作タイトル
集計期間:2014年10月27日~11月2日
[参照元:ファミ通.comおよび4Gamer.net]
2014年10月27日~11月2日のランキング
今週の新作は7つ。
- ボーダーランズ プリシークエル
- 学園K -Wonderful School Days-
- お姉チャンバラZ2 ~カオス~
- メトロ リダックス
- グリザイアの迷宮 -LE LABYRINTHE DE LA GRISAIA-
- Sunset Overdrive
- DRAMAtical Murder re:code
ボーダーランズシリーズ最新作「ボーダーランズ プリシークエル」は、海外ゲームとしてまずまずなところでしょうか。あとはPCでも出ているので、そちらでプレイするという人もそれなりにいるような気がしないこともありません。
「お姉チャンバラZ2 ~カオス~」や「メトロ リダックス」は元よりPS4やXbox One向けに作り直したモノですし、どちらも無難な数字にも思えます。それに、日本で作られた「お姉チャンバラ」シリーズの方が話題となりやすい内容ではあったという印象もあります。
また、Xbox One向けの「Sunset Overdrive」は、Xbox Oneの普及が進んでいないことを思えばこの程度なのかもしれません。数字としては寂しい限りですが……。
驚きは「学園K -Wonderful School Days-」でしょうか。今なおPSPのタイトルが売れるという女性向け市場は、色んな意味でスゴイです。他にも「DRAMAtical Murder re:code」や「グリザイアの迷宮 -LE LABYRINTHE DE LA GRISAIA-」といったプレイヤー層がわかりきっているモノは、ある種安定した売れ行きということなのかもしれません。
全体的には、新作がちらほらと出ましたがやはり市場そのモノが大人しく見えます。一部のタイトルのみが大きく売れ、そうじゃないタイトルはあっさりと沈んでいく様は、中小メーカーの難しい立ち位置が見え隠れするような気にはさせてくれます。市場全体が盛り上がるきっかけが何になるのか、年末商戦が本格化するまではモヤッとした空気が続きそうです。
Wii Uは、やはり低空飛行です。マリオカート8との本体セットがもう少し先で発売となるので、それまでは強く動く事もなさそうな印象です。やはり勝負どころは12月でしょうか。
PS4も、良いとは良いがたい傾向です。とはいっても、こちらも12月にドラクエヒーローズとの同梱版が出るので、その賑わい方次第でしょうか。売れ行き次第で、ドラクエヒーローズの初動が何となく垣間見えそうな気がしないこともありません。
Xbox Oneは、なんとも世知辛いの一言です。ハードそのものを牽引する何かが求められていますが、それがない以上はどうにもならないでしょう。元より、据え置き機が苦戦する中ですので、余計に厳しい立場になっています。
以上、今週の売り上げ比較記事でした!
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:先週のランキングは、新作も出たけど冴えた動きとは言いがたい感じだったよーってお話です。
:しょうがないところはあるんじゃね? リメイクとか何だとか、そういった類もあったし。
:まぁね。それでも、「Sunset Overdrive」のような新作は盛り上がって欲しかったかなぁと。いやまぁ、Xbox Oneが普及していない日本において、厳しい環境であるとしか言い様がないんだけど。……どの据え置き機も頑張って欲しいんだけどねぇ。
:そこらへんは、本当にもう何ともいえねーよなぁ……。
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