気まぐれゲーム雑記
第650回：12月6，7日に北米で開催される「PlayStation Experience」のPVが公開、日本でPS4が本格化するのはやはり来年になりそう

何はともあれ1年は見守りたい

日本向けがある事を一応は期待したい？

AZです。この記事が上がる頃には「Sid Meier's Civilization: Beyond Earth」をプレイしている自分が想像出来てしまいました。

それはそれとて、北米では12月6,7日に「PlayStation Experience」という最新ゲームが明かされるであろうイベントがあるのですが、最新PVが公開されました。

日本のクリエイターさん達がしっかり出てますねぇ。

日本では先日「PS Award 2014」の開催が告知されておりましたが、あれは基本的に売上で賞が貰えるかどうかが決まるイベントです。一応ユーザーの投票で決めるユーザーチョイス賞もありますが、とりわけ尖ったモノがチョイスされることは滅多にないような気もしますし、「PlayStation Experience」とどちらに期待をしたいかと問われたら「PlayStation Experience」の方にもなります。……必ず新作の発表があるというわけでもないので、過剰な期待はダメだとも思っておりますが。

昨今のゲーム業界においては、例え日本企業であれどグローバル展開をするようなタイトルは日本発表よりも海外での発表を優先する傾向が数年前から見られるようになっています。それに、いくら日本のクリエイターがPVに多く出ているからといって、日本向けかと言われたらはっきりとは分からない。というよりも、北米で開催されるのだから北米市場を睨んだモノであると捉えた方が無難でしょう。それこそ、そこで日本向けがあればサプライズとも言えるかもやしれませんけど。

こういった新作発表があるかもしれないイベントが年末に行われるとなると、やはり日本のPS4が本格化してくるのは来年以降という事も見えてきます。少なくとも、2，3月の「Bloodborne」や「FF零式HD」、春を目処にしている「ドラゴンクエストヒーローズ」など話題になりそうな日本向けが出て来ない事には始まらない印象が強い。ジワジワとスロースターターなのは相変わらずと言うべきところにも思えてしまいますが、その頃には日本でのPS4発売から1年が経過する事になるので、ある程度牽引する何かがそろそろ出てきて欲しいという段階にも感じられます。

日本市場の場合、PS4専用の方が珍しい事になっており、現時点ではまだまだPS3との縦マルチが基本となっています。その縦マルチがなくなっていくような段階に至るのはいつ頃になるのか。「PlayStation Experience」で発表されるかもしれない新作にそこはかとなく期待しながら、日本市場の行く末も生暖かく見守っておきたいですね。