連載:気まぐれゲーム雑記 第633回:今年上半期売上高で世界最大のゲーム会社TOP25が公開されたそうです
気まぐれゲーム雑記
第633回:今年上半期売上高で世界最大のゲーム会社TOP25が公開されたそうです
どこに注力をしているのかが何となく見えてくる結果。
とにかくソフトが出るのを願うのみ
AZです。台風が来るんだか来ないんだかわかりませんが、災害には十分注意しておきたく思う所存です。
それはそれとて、ゲーム専門の調査会社であるNewZooが上場企業を対象に、2014年上半期の売上高集計として世界のトップ25のゲーム会社を公開しております。
- テンセント (中国) +40%
- エレクトロニック・アーツ (米国) +8%
- アクティビジョン・ブリザード (米国) -12%
- ソニー (日本) +20%
- マイクロソフト (米国) -1%
- アップル (米国) +64%
- グーグル (米国) +111%
- King.com (英国) +87%
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント (日本) +29
- ネクソン (韓国) +6%
- 任天堂 (日本) -2%
- ユービーアイソフト (フランス) +114%
- NetEase (韓国) +9%
- ディー・エヌ・エー (日本) -31%
- スクウェア・エニックス (日本) +45%
- グリー (日本) -19%
- ディズニー (米国) +42%
- コナミ (日本) -3%
- フェイスブック (米国) +10%
- バンダイナムコゲームス (日本) +15%
- NCソフト (韓国) +6%
- セガ (日本) +10%
- Changyou (中国) 0%
- ジンガ (米国) -35%
- テイク・ツー・インタラクティブ (米国) -27%
※最後の%は前年同期と比較した成長率
[引用元:Game*Spark]
日本の存在感はどうなんでしょうねぇ?
テンセントは流石の存在感とも言いましょうか。League of Legendsの開発元であるRiot Gamesを傘下にするなど、しっかりと話題を牽引していました。今のアジア、というよりは中国市場をしっかりと抑えている存在になったと言えるでしょう。
また、グーグルやアップルをみると、やはりスマートデバイス関連市場は色々と命運をわけた結果になりました。例えば、ガンホーは相変わらずの強さですが、ディー・エヌ・エー、グリー、ジンガなどが軒並み落としています。それだけ市場が整理されてきたという事かもしれません。
ついでに、スマートデバイス専門以外の日本メーカーは、やや下げたかしっかり上がったか程度になっています。あくまでも日本市場においての印象ではありますが、上げたところはしっかりと「スマートデバイス市場に参戦して結果を出しているところ」という感じを受けます。まぁ、今はそういう市場なのだから仕方がないとも思えますが。
先日からちょくちょく書いていますが、今の日本ゲーム市場は据え置き機の主戦場ではなくなりました。だからといって、滅亡論だのナンセンスな事を言い出すつもりはまったくありません。主戦場じゃなくなっただけで残るモノは残るし、ゲームをやりたいというならPCなり何なり視野を広げる時であるというのが私の意見です。
ですが、昔から日本でゲームをやり続けている人達にとってはF2Pのスタイルや、課金してガチャを回すというのに抵抗があるのも非常によくわかります。そういった人達をどう導くかがメーカーの課題であり、日本のゲーム市場そのものが盛りあがっていくポイントにもなりそうです。はてさて、色々と岐路に立っている感はある日本市場ですが、どのメーカーもしっかりと良いモノをアピールしていって欲しい限りですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:世界最大のゲーム会社TOP25が発表されてるよーってなお話です。
:テンセントか。やっぱりスゴイんだな、今の中国市場は。
:まぁ、情報でしか知らんから何とも言い様はないけどね。あとは、やっぱりUBIとか伸びてるところは伸びてるんだなぁと痛感。海外はPS4とかで据え置き機が盛りあがってるから、色んな意味で当分は安泰っていうムードなんじゃないかなと。……日本は日本でがんばりゃ良いと思いますけどネー。
:据え置き機であれなんであれ、とにかくゲームが多数出てくるような状況になって欲しいもんだわな。……洋ゲーとかSteamでいいなら、日本でもかなり出てるだろうけどさ。
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