比較記事:ファミ通さんとメディアクリエイトさんの販売ランキングを比較してみました [集計日:2014年9月22日~9月28日]
最初に断り書き
本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん(メディアクリエイトさん調べ)より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。
また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。
ちょっとだけ説明
- 赤い部分は新作タイトル
集計期間:2014年9月22日~9月28日
[参照元:ファミ通.comおよび4Gamer.net]
2014年9月22日~9月28日のランキング
今週の新作は8つ。
- 英雄伝説 閃の軌跡II
- 絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode
- ハイキュー!! 繋げ! 頂の景色!!
- 零 ~濡鴉ノ巫女~
- ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印
- 金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
- 神様と運命覚醒のクロステーゼ
- 幕末Rock 超魂
ファルコム期待のRPGこと「英雄伝説 閃の軌跡II」が、PS3とVitaで2,3位と好発進という印象となりました。とはいっても、Vitaの方が売れるという現象は実に日本らしいモノであり、据え置き機が苦戦するというのも何となく垣間見えるところにはなります。
また「絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode」も、程よく話題を引っ張ったようです。流石に、知れ渡ったシリーズであるという印象にもなるところでしょうか。今後の評価には期待したいモノがあります。
「零 ~濡鴉ノ巫女~」は、元々コア層向けでしたしまずまずといったところでしょうか。今後の評価は気になるところですが、一応話題もそれ相応には引っ張っている印象です。
「神様と運命覚醒のクロステーゼ」は、「神様と運命革命のパラドクス」の続編という形で登場したにも関わらず、ちょっと寂しい結果でした。新規IPを作り出した、とは言いがたい結果ですね……。評価は気にもなりますが、なかなか集まりにくいかもしれません。
その他「ハイキュー!! 繋げ! 頂の景色!!」のようなキャラゲーや、「ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」「金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園」「幕末Rock 超魂」といったピンポイントなターゲット層を狙ったタイトルは、可も無く不可も無くという印象です。とはいっても、「幕末Rock 超魂」を見るとPSPよりVitaの方が売れていますので、女性向けタイトルのVita移行も順調に進んでいる事も窺えます。
全体的に見て、「英雄伝説 閃の軌跡II」は流石の強さでしょうか。ダンガンロンパも、ジャンルが変わっているなどを踏まえてもまずまずな勢いのようです。ついでに、スマブラはどこまで伸びるかが見どころでしょうか。一方で、「神様と運命覚醒のクロステーゼ」は厳しい結果になりました。前作からの影響やら何やら、色々と要素は多そうです。
Wii Uは、やはり鈍い動きです。今後、しばらくタイトルが鳴りを潜めるので、そういった部分にどうアプローチする気なのかは問われるところにもなりましょうか。年末商戦をどう乗り切るのかにも注目です。
PS4も、同じく低空飛行です。今後の盛りあがりが、年末商戦から徐々に始まっていくようなところでもありますが、ハードを強く引っ張りそうなモノは来年以降とも言えるので、しばらくはノンビリムードが漂います。
Xbox Oneは、Vita TVのような勢いになってしまっています。日本市場での苦戦はある程度予想されていた事ですので仕方なしという気にもなりますが、はてさて今後はどうしていくのかが見守れるところにもなるでしょう。……ほんと、きっかけが欲しいですねぇ。
以上、今週の売り上げ比較記事でした!
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:先週のランキングは、「英雄伝説 閃の軌跡II」と「ダンガンロンパ」が貢献したヨーってお話です。
:勢いのありそうなタイトルが出てくるのは良い事だな。
:どんなジャンルであれ、新作が多く出てくるってのはなんか賑わっている感があっていいね。まぁ、それだけ賑わってりゃ良いってわけでもないから、何とも言い様がないけど。……色んなタイトルが話題を振りまいて欲しいものだけどねぇ。
:大作らしい大作はモンハン4Gになるんだろうけど、年末商戦もどうなるのかはジックリ見守りたいもんだな……。
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軌跡やダンガンロンパのような中堅どころのタイトルの頑張りが目に見えますね。
喜ばしいことです。