連載:気まぐれゲーム雑記 第630回:28人のゲーム開発者達が選んだホラーゲームタイトルに昔の日本を垣間見る?
気まぐれゲーム雑記
第630回:28人のゲーム開発者達が選んだホラーゲームタイトルに昔の日本を垣間見る?
今のホラーはどんな感じなんでしょう?
今後のホラーにも期待したい
AZです。“こびとづかん”の会社が倒産したという話題を見て、何故だか日本ブレイク工業を思い出しました。
それはそれとて、海外メディアのGame Informerがゲーム開発者28人にアンケートでホラーゲームのTOP5を聞くという記事を掲載しています。28人の中には日本人もちらほらといますが、すべてを掲載しても長くなるので得票の多かった順を紹介しますと、次の通り。
- 「Biohazard」:12票
- 「Silent Hill 2」と「Dead Space」:9票
- 「Silent Hill」:8票
- 「Biohazard 4」:7票
[情報元:Game Informer(海外サイト)]
他にも日本のタイトルは「零」や「SIREN」などが挙げられています。ホラーゲームのジャンルを切り開いていっただけの事はあると言うべきところでもありましょうか。
一方で、Game Informerに出ているタイトルの多くは「昔馴染みである」というラインナップです。当然今時のタイトル「The Walking Dead」や「The Last of Us」、「State of Decay」などを挙げてくる開発者もいるようですが、印象に強いモノは昔のタイトルになってしまうのも仕方なしという部分も垣間見えてきます。
昨今の日本でホラーゲームの人気はといえば、かつてほど賑わっていないような印象は受けます。いやまぁ、そもそも今の水準とかつての水準は大きく違う事や、根本的に「ホラー」と呼べるジャンルのタイトルが少ないというのもありますが、それでも目に見えて減ったという印象です。それに、バイオ6のようにサバイバルホラーとはかけ離れてしまったモノもありますし……。
ですが、そういった中で「P.T.」のようなサイレントヒルシリーズやサイコブレイクといった、露骨に「ホラー」がわかるタイトルが出てきたというのは喜ばしい事とも言えます。ホラーのジャンルには強いメーカーも多かった印象はありますし、今一度「日本だからこそ作れたホラー」というモノを見てみたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:海外のコラムネタで28人の開発者にホラーゲームのTOP5を聞いたってな記事があったので、そこらへんを紹介してみました。
:なんだかんだとバイオは人気だな。
:バイオの場合、4ですげー持ち直したって印象が強いからね。まぁ、ほかにもSIRENとか零とかサイレントヒルとか、ホラーブーム的なモノもあったのを見ると、やっぱりコワイモノを作るのが得意な人達ってのもいるのだなぁと思う次第。……気持ち悪そうなクリーチャーに慣れすぎて、そういう怖さ的なモノはなくなったとも感じざるを得ませんけどネー。
:ほんと、慣れって良い面もありゃ悪い面もあるよなぁ……。
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