連載:気まぐれゲーム雑記 第611回:日本でもXbox Oneがついに発売された件
気まぐれゲーム雑記
第611回:日本でもXbox Oneがついに発売された件
色んな意味で存在感はある。
プレイヤーからきっかけを作ろうという姿勢はPS4もXbox Oneも変わらない……?
AZです。ゆるキャラグランプリ2014なるモノが開催されており「ぐんまちゃん」が暫定1位なようですが、「ぐんまのやぼう」にも影響があるのか気になって仕方がありません。
ところで、日本でもついにXbox Oneが発売となり、いわゆる最新ハードなるモノが勢揃いしたわけですが、日本のXbox関連事業を統括している泉水氏へのインタビュー記事が掲載されています。かなりストレートな部分も聞いている良インタビューなので全文読んでおくのをオススメしますが、強いてピックアップしたい部分は次の通り。
-それは、みなさんが「コンソールゲーム」という存在を捨て切ってしまったのではなく、ふたたびコンソールを使ってもらう、買ってもらうための壁を越えるためのモチベーションが薄いから、ということですか。
泉水:そうだと思います。ヒットタイトルが出ることが壁を越えるのに重要なことですし、必要要素です。
そこで期待しているものを具体的に挙げるのは難しいのですが……。当然、過去から多くのみなさんに非常に遊ばれているもの、いわゆる有名なフランチャイズは大切な存在です。
しかし、それだけでは今の市場の傾向は変えられないと思います。まったく新しいものが必要です。そういったものは絶対に出てくると思います。
~中略~
そのために若干の時間はかかるかもしれませんが、必ず新しいヒット作が出てくると思います。
スマホにも新しいヒットは出てきているじゃないですか。コンソールに出てこない、という理由がありません。
[引用元:AV Watch]
まぁその通りですね。
Xbox Oneの発売イベントがニコ生で放送されていたようですが、初代Xboxの時代はあのビルゲイツが“笑っていいとも!”に出てきてアピールするなど、凄まじい力の入れようでした。そういった事を見ても、中々に時代の移り変わりが見て取れるのと同時に、マイクロソフトにおける日本市場の位置付けも何となく垣間見えるモノがあります。いや、それでもマイペースには頑張っていると思うのですけど。
日本で据え置き機市場が盛りあがっていないというのは先日から書いている通りですが、そもそも最新ハード展開がマトモに始まってすらいないというのが現状とも言いましょうか。日本と海外は事情が違い過ぎており、据え置き機の主戦場は海外へと舞台を移しています。そこらへんは、PS4やXbox Oneが日本において世界同時発売されなかった事が何よりもの理由と言えるところでしょう。
日本は、Xbox OneもPS4もこれからの1年でどのように変化していくのかが注目されます。やっと最新ハードと呼べる家庭用機が並んだわけですが、通常ハード展開早々何かが飛び抜けるという状態にはなり得ません。PS4の日本展開はSCEJAカンファレンスが一定の方向性を示したので、あとはゲーム好き達が興味を示すかどうかという事にもなりますが、Xbox Oneの場合は今後どういう位置付けでやっていくのかが問われる事にもなります。とりわけ、PS4もXbox Oneもネット配信に活路を見出している気にはなりますが、さて……?
色々と書きましたが、個人的には先日も書いた通り全てのプラットフォームが盛りあがって切磋琢磨し、より良いサービスやタイトルが生まれていくというのが望ましいと思っております。Xbox Oneにも期待する部分はありますし、今後日本においてどういった位置付けのハードになるのかは生暖かく見守っていきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:Xbox Oneが発売されたぞーってなお話です。
:何はともあれ、ゆっくりで良いから浸透して欲しいと願わずにはおれんな。
:そだねぇ。ゲーム業界そのものを盛り上げていくには、各社の競争ってのが必須だからね。まぁ、日本の場合は据え置き機が元気ないから、より良い話題作で盛り上げて欲しいとも思うけど。……Xbox Oneはしっかりと話題を牽引して欲しい限りだねぇ。
:まずはこれから1年でどうなるのかは見守っていきたいなぁ……。
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