色々と立て直しを図っているカプコンですが、コーエーテクモゲームスを特許侵害で提訴した事が明らかになっています。

「戦国無双猛将伝」など４９作品で特許権を侵害したとして、ゲーム会社「カプコン」が、製造元の「コーエーテクモゲームス」に約９億８千万円の損害賠償などを求めて提訴し、大阪地裁（山田陽三裁判長）で２６日、第１回口頭弁論が開かれた。コーエー側は請求棄却を求めた。

　訴えによると、カプコンは平成１４年、別のソフトと組み合わせることでゲームに新たにキャラクターやシナリオが追加される機能や、敵のキャラクターなどの存在を振動で知らせる装置に関する特許権を取得。コーエーの作品には同様の機能があり、カプコンは「特許権の侵害に当たり、売り上げに大きく貢献している」と主張している。

［引用元：産経ニュース］

はてさて、どうなんですかね？　これは。

無双シリーズとBASARAシリーズ云々を比較してしまったらどちらがオリジナルなのかは確定的に明らかなわけですが、本件に関してはそこに問題があるわけではない、という事を把握しておかねばなりません。せっかくですので、またあとで改めて取り上げようと思う次第です。

少なくとも、特許侵害で訴えるということはそれだけの根拠があり、「他の事業はさておいて」この件に関してはどうなるのかをウォッチしておくと面白いモノが見えてきそうな気にはさせてくれます。スクエニとSNKプレイモアが特許侵害でやりあおうという最中、別の場所でも勃発するという何とも愉快な展開になりましたが、どういった落としどころを見出そうとするのかを見守っておきたいですね。