連載:気まぐれゲーム雑記 第570回:ゲーミングPCハードウェア市場はコンソールハードウェア市場の倍になっているようです
気まぐれゲーム雑記
第570回:ゲーミングPCハードウェア市場はコンソールハードウェア市場の倍になっているようです
PCゲーム「も」流行って欲しい
ゲームをする環境が増えるのはゲーム好きにとって嬉しい事
AZです。USJのハリーポッターネタを見ていると、興味はあれど人が多すぎるところに行きたくない症候群にかかるタイプです。
それはそれとして、アメリカの調査会社である“Jon Peddie Research”が、ゲーミングPCハードウェア市場についてコンソールハードウェア市場の倍になった事を伝えています。
PCゲーミングハードウェアの市場規模に関する最新の調査結果を発表し、2014年現在のPCゲーミングハードウェア市場がコンソールハードウェア市場の倍に及ぶ215億ドル規模だと報じ注目を集めています。
JPRはPCゲーミングハードウェア市場が成長傾向にあると報告しており、2013年には207億ドルだった市場規模が2017年には231億ドルに達するとの見解に加え、ハイエンドなPCパーツを購入する熱狂的なファン達が市場を支えていることを示すセグメントの内分けといった興味深い情報も提示されています。
~中略~
また、2017年には231億ドルに達すると提示した成長の要因に触れたJPRのボスJon Peddie氏は、CPUとGPUの熱狂的なファンを擁するNvidiaやIntel、AMD製品それぞれの進化を高速なSSDやメモリと組み合わせた超ハイエンドなゲーミングが次世代コンソール分野を凌駕すると語り、4K製品やマスマーケット向けの2560×1440モニタも更なる成長の要因となることを示唆しました。
[引用元:doope!さん]
凌駕する、とは言いますねぇ。
PCのハード的特徴と言えば、基本的にパーツごとに買い換えられる事です。ハードウェアは年々進化しますし、早々ハードを変える事ができないコンソールとの性能差は大きく開いていく事は必然とも言えましょう。とはいっても、どこをメインにするかでメーカーの思惑も違いますので、必ずしもPCこそ一番というわけでもありませんが。
この話のポイントは、中間的なハードよりもハイエンドなものの販売が好調であるとしており、全体の44%は熱狂的な人達がゲーミングPCのハードウェア市場を支えているとしている点です。これは非常に多いわけで、海外でもPCゲームの流れが再び来ているという話題がでてきましたが、すでにPCゲーム市場は無視できない存在になっています。だからこそ、海外ではSteam等々の動きが非常に活発的だというのも言えるわけです。
日本だとこういった勢いがないわけですが、私自身はその答えの一つに「ゲームに対して受動的か能動的か」といった問題を抱えていると考えています。ゲームが好きで仕方がない人は、貪欲にゲームを探します。家庭用ゲーム機の新作があまりなければ、PCやスマートデバイス、果てには海外ゲームといったところまで踏み込むわけですが、残念ながら家庭用機がメインである日本だとそこまでする人もそう多くはないでしょう。そういった意味では、インディーゲームというのはしっかりと宣伝する誰かが必要な気がしないこともありません。
ついでに言えば、日本だとPCゲームは「おま国」や「おま値」といった釈然としない問題もあるのは否定しがたいので、日本で本格的にPCゲームが流行るかどうかはまだまだ未知数に違いはないでしょう。ですが、家庭用機の一強だった日本において、スマートデバイスが普及したりと色々変化してきているのは多くの人が感じているものです。そういった波がPCゲームにも来るのかどうか。生暖かくPCゲーム市場を見守りつつ、より流行っていく事を期待しておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:ゲーミングPCのハードウェア市場がコンソールハードウェア市場の倍らしいよーってなお話で御座います。
:ふむ。日本は含まれていないのはわかってるが、海外でもゲーミングPCってのは勢いがあるんだな。
:PS4とか最新ハード以外の勢いもしっかりとあるのだよ、という理解でよろしいかと。要するに、海外はゲーム市場その物が勢い付いていて、PCにコンシューマ、スマートデバイスと盛りあがってるぞーってなわけで。……日本でも、あらゆる市場が盛りあがれば良いと思うんだけどねぇ。
:とはいったところで、日本でPCゲーム市場が盛りあがるってのは皆目想像もつかんわけだがな……。
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