「Risk of Rain」のレビュー 短時間でお手軽に遊べるけど、難しさ故に何度もやり直したくなるローグライク2Dアクション

気まぐれゲーム雑記
「Risk of Rain」のレビュー 短時間でお手軽に遊べるけど、難しさ故に何度もやり直したくなるローグライク2Dアクション

アクション好きなら大いに楽しめます。

ソロがダメならCo-opでやればいいじゃない

AZです。インディーゲームというのは、何故も大抵において序盤が厳しいのかと問いたい今日この頃です。

さて、本日はPCゲーム「Risk of Rain」のレビューにまかり出ようかと思います。ちなみに、本作は2013年11月に配信開始されていますが、配信からずいぶんと経ってしまったのは一概に私が積んでいたからの一言に尽きるわけでして、そこらへんは華麗にスルーしておいて下さい。

Risk of Rain イメージ

敵が湧きすぎて絶望感にうち拉がれる様

Risk of Rainは、かなり骨太で難易度が高くローグライクな要素を持っている2Dアクションになっています。大学生2人が作った事やKickstarterでも3万ドルを集めるなど、インディーゲームらしい話題を集めました。ヨーロッパでは、Vita版のリリースが決定しているくらいには話題を集めたとも言えます。

Steam版ロンチトレーラー

ゲームの流れを紹介していきます。全6ステージをクリアしていくことになりますが、各ステージはテレポーターを起動させる必要があり、テレポーターを起動させるとカウントダウンが始まりボスと雑魚が一斉にわき出します。カウントダウンが終わると雑魚のリスポーンがなくなりますので、そこからは一気に制圧すると、テレポーターで次のステージに進む事ができる、という流れになります。要するに、

  1. ステージ開始されたらテレポーターを探す
  2. テレポーターを見つけたら起動させる
  3. カウントダウンが終わるまで戦うなり逃げるなりする
  4. カウントダウンが終わったらボスや雑魚をすべて始末して、テレポーターで次のステージへ

という事になります。

Risk of Rain イメージ

テレポーター起動

次にゲームシステム。このゲームは、敵を倒すと敵は経験値とお金を落とします。それらは自動回収なので問題ありませんが、お金はフィールドに落ちている宝箱を開けるのに使っていくことになります。ローグライクですのでそういった探索要素もあるわけですが、この作品がどうして高難易度かというと、時間の経過により現在の難易度が変化していくからです。最初はVery Easyですが、Easy、Medium、Hardとどんどん上がっていきます。通常のゲームモードならば、40分で最終難易度に到達しますので、それまでに6ステージをクリアするなり何なりする必要があります。これが、高難易度になる部分とも言えるでしょう。

Risk of Rain イメージ

最終難易度で絶望感に溢れる

他のローグ要素と言えば、死ぬ度に1レベルからやり直しとなる点が挙げられます。また、プレイして様々な行動をすればキャラクターやアイテムなどがアンロックされていく要素もあり、キャラクターが増えてくると中々にやり込み要素も増えていきます。キャラクターは全部で10体、アイテムも100種類近くありますので、アンロック要素を探しながらプレイするのもいいかもしれません。

Risk of Rain イメージ

アイテムいっぱい

ですが、やはり高難易度ですしインディーゲームという事もあってか、かなり無慈悲な難易度に仕上がっています。ですので、一緒にやってくれる人がいるならばCo-opで楽しむのが一番です。ですが、アイテムは増えないようなので後半のバランスは気にしておくといいかもしれません。ソロプレイの場合は、無慈悲なる高難易度ローグライク2Dアクションをクリアできるかという視点で楽しむと良いでしょう。

Risk of Rain イメージ

無慈悲に敗北しました

本作は、豆粒のような2Dグラフィックですのでそちらを見れば冴えないところにもなりますが、その中身は短時間で手軽に楽しめながらも難易度が上がっていくシステムが故に何度もやり直すような中毒性を持った2Dアクションと言えます。インディーゲームらしい内容ですし、また尖った難しさはどこか懐かしいモノにも感じられる事でしょう。海外ではVitaでも出ますし、PC版もコントローラでのプレイが可能になっていますので「高難易度」なアクションに屈さない自信がある方は是非プレイしてみて欲しい一作ですね。

オススメしたい人達:オススメ度 8/10

  • ローグライクアクションが好きな人
  • 理不尽な難易度のアクションを攻略する事に価値を見出す人

Good

  • シビアな難易度
  • キャラ特性にアイテムの豊富さとローグライクな要素が上手くマッチしている

Bad

  • 難易度が高めなので、理不尽な負け方もしばしば

Check Point

  • 序盤の無慈悲なる難易度も許容出来るか否か

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:そんなわけで、なんとかゴールデンウィーク中に「Risk of Rain」のレビューを完成させました。

しゃきーんさん:おう、とりあえずお疲れ様でした。

しょぼーんさん:インディーゲームながらに良いアクションしてると思うよ。Monacoに通じる何かは感じられる雰囲気でした。日本じゃわからんけど、海外じゃVitaでも出るみたいだし気になるって人は安売りセールの時にでも買ってみるといいかもしれんね。……難易度の高さは慣れるまで足かせになるだろうけどネー。

しゃきーんさん:ま、そういうのも含めて楽しめる人向けって事だろうよ。

「Risk of Rain」のレビュー 短時間でお手軽に遊べるけど、難しさ故に何度もやり直したくなるローグライク2Dアクションに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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