気まぐれゲーム雑記
第477回：PS4のHDCPを無効化するアップデート計画が発表、ゲームプレイ動画のシェアがより一層加速する？

私としては、おおいにやりたまえレベルです。

動画シェアは今後のマーケティングをも担う？

AZです。すべての積みゲーを片付けんという事で、ダークソウル2を加速度的に進めていますがPKに侵入されません。

さて、シェア機能が注目の的になっているPS4ですが、海外の公式ブログではHDCPを無効化するアップデート計画が発表されました。

今後数週間のうちに「シェア」機能が強化され，録画した映像やキャプチャしたスクリーンショットをUSBフラッシュメモリへ書き出せるようになるとのこと。また，現時点ではできることが少ない動画編集機能にもメスが入り，機能が強化されるとのことだ。

さらに，このアップデートでは，現在はゲーム出力においても強制的に有効化されているHDCP（High-bandwidth Digital Content Protection system，著作権保護技術の一種）を，設定で無効化できるようになる。要するに，HDMI出力したゲーム映像を，HDMI入力対応のキャプチャデバイスで録画できるようになるのである。

［引用元：4Gamer.netさん］

これはめでたいですね。

HDCPが無効化されれば、動画の撮影も簡単になるでしょう。まぁ、HDCPは著作権保護のために導入されているモノなのでソレがなくなるという事はどういう事なのか、というのを考えるとなんとも足踏みしかねない事案ではありますが、すでにPCではそういった部分をクリアできる代物が多く存在しています。PS4は基本的にPCで出来る事をより簡単にしたハードという位置付けですし、そこに踏み込まなければならなかったという事が言えます。

一方で、日本ではまだまだ動画の在り方について難しい対応が求められています。「龍が如く 維新！」や「三國無双7 with 猛将伝」などの規制部分をみると、実に世知辛い。しかし、ストーリー重視のサウンドノベルのようなモノが実況配信されたらどうなってしまうのか、というモラルが問われる部分が多いのもまた事実です。結局プレイヤーにモラルを説いたところで、アウトな方向に走る人は出てくるのが現実でしょう。

今や、各ゲームでどれだけの動画が作られたか。また、どういった話題を呼ぶような動画が出てきたかは、今後ゲームのマーケティングをも担っていく可能性が大きくなっています。ともなれば、やはりどういう形でどこまでを許容するのかは、各発売メーカーなどがきちんと前持って発表しておくのが一番でしょう。

日本ではまだまだそういった動きになっていませんので、今後のメーカーは動画の在り方も考えていく必要が出てきています。各タイトルやジャンルで難しいさじ加減のモノもあるとは思いますが、ゲームをする人達にとってどれが一番最適なのかを考えながら素早い対応に期待していきたいモノですね。