連載:一週間(2014年2月2日~2月8日)を振り返るコラム的な何か 第79回:「DQMスーパーライト」の炎上案件が盛りあがってしまった一週間
一週間を振り返るコラム的な何か
第79回:「DQMスーパーライト」の炎上案件が盛りあがってしまった一週間
気持ちいいくらい燃え上がりました。
プログラムを黙々としてる時間は、ストレスが溜まりながらもなぜか面白いです
AZです。プログラムが上手く動かないと大変ストレスですが、出来上がった時の喜びもまたひとしおなのです。
さて、2014年2月2日~2月8日までで一番見られた記事は「「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」の一件は今後どうなるのか?」でした。コンシューマorPCゲームの紹介ブログだというに、スマホな話題が第1位とはこれ如何に? とも思ってしまいましたが、それだけ話題をかっ攫ったと言う事でしょう。あとは、「PC方面に詳しくない人がSteamを語るとアレなので、しっかり調べてから書くのがよろしいと思う件」が次点だったので、Steamの賑わいについて思う事でも書いておこうかと思う次第です。
ドラクエの炎上案件は、ガチャの根幹に通じる問題
なぜ炎上したのかは記事の方を見てもらうとしまして。ガチャの在り方が問われるような内容だったのは間違いないでしょう。もちろん、スクエニや開発のCygamesが客層を読み誤ったという事も言えますが、プレイヤー達に溜まっていたガチャに対しての不満が噴出した形とも言えます。
以前どこかにも書きましたが、ガチャは究極的なところ「どれだけプレイヤーに課金して貰えるよう仕向けるかという商法」です。ついでに言えば、確率を表記したところでその確率を「ガチャで出るご褒美欲しさにどれだけごまかせるか」という見方も出来るでしょう。しかして、私自身ガチャを否定する気は毛頭ありません。好きじゃないとも思いますし、自分がやりたいかと言われればNOと言いますが、そもそもガチャは「自制する事で対策可能である」以上はその根本を否定する気にもなれないわけです。
話を戻しまして、ガチャに対する印象がよろしくないのは昨今に始まった事でもありません。ですが、ドラクエの一件は良い意味で各メーカーの自浄能力が試される事となりました。今後、各メーカーがどのような対応をしていくのか、生暖かく見守っておくと面白いかもしれません。
日本でもPCゲーが多く出る時代が……来るの?
元々記事で紹介したのは、ゲーム業界はすべてスマホに集約される論者でお馴染みの“新清士”氏が、どうみてもPCの事やSteamの事を知らないのに何となくの知識で語っちゃってるのをみて、せっかくSteamが話題になっているのに何とも痛々しい感じがした、というモノでした。まぁ、それでもSteamが少しでも認知されるならそれもまた良しなのでしょう。
昔からSteamは存在していましたが、ここ最近日本でもSteamは確かにゲーマーへの認知度を高めている気はしています。Steamの運営元であるValveも日本に対してそれなりに力を注いでくれるようですし、日本市場においてまったくといって良いほど脚光を浴びなかったPCゲーム市場が脚光を浴びるのは、PCゲーム大好きっ子としては小躍りしたい気分にはさせてくれます。
Steamの良いところをざっくり言ってしまえば、ほどほどに安くて、マルチ化されたタイトルorPCオンリーの旧作から新作まで揃っていて、MODコミュニティが充実している事です。そういったところはPC文化ならではでしょう。逆に、特定のハード専用ゲームなどはPCで出る余地もないでしょうから、それぞれのハードがそれぞれの持ち味を活かせればそれに越した事はありません。
日本でSteamの波が来るのかどうかはまったく未知数ではありますが、少なくとも昔に比べたらそれ相応に可能性は高い……と思いたいところです。はてさて、日本で本当にPCゲーム市場も一つの選択としてあり得る時代となるのかどうか、今後の情勢を生暖かく見守っていきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:コンシューマとかPCゲームの情報紹介ブログなのに「DQMスーパーライト」が1位に輝く話題だったよーってなお話です。
:ふむ。まぁ、それだけ物議を醸したってことだろ。
:少なくとも、スクエニの対応そのものは他メーカーに比べて自浄能力があるのかな? とは思えるラインだろうね。実際、確率を表記したところでそれが高いのか低いのかイマイチわからんけど。……なんにせよ、ガチャが見直される時が来たってことかなぁ。
:ま、健全化するならそれに越した事はねーな。……何をもって健全と成すのかはしらねーけどさ。
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