連載:気まぐれゲーム雑記 第414回:2013年を総括してみよう:次世代機編
気まぐれゲーム雑記
第414回:2013年を総括してみよう:次世代機編
とりあえず、日本が取り残された次世代機の年という印象。
まずは、今後のスケジュールを
AZです。年末らしい忙しさだけど、クリスマスらしさなんて微塵もありません。
さて、今年もあと数えるほどとなりました。クリスマスなるイベントデーなわけですが、私自身そんな事とは無縁であるかのように年末へと向けてしっかり準備をして参る所存です。ということで、本日から大晦日の31日まで、次の様な連載スケジュールをこなしていきます。
- 次世代機編
- PCゲーム編
- 3DS編
- Vita編
- Wii U編
- PS3編
- 2013年を振り返る
- 新年明けまして(以下略)の挨拶
そんなスケジュールで進行しますので、どうぞよろしくお願い申し上げる次第です。
ちなみに、振り返るゲームハードの順番に意味はまったくありません。何となく、そんな順番で書くと自分が振り返りやすいと思っただけです。ついでに、Xbox360については日本市場がアレな感じの通り、私自身今年はほとんど動かす事もなかったし目立った話題もなかったので華麗にスルーさせて頂きます。決してハード間による差別をしているわけでは御座いません。
次世代機を振り返ろう
まずは次世代機の話題からです。この記事で言う次世代機とは、PS4とXbox Oneを指します。Wii Uはすでに発売から1年経っていて「現行機」なのは間違いない事ですから、そこについて云々言うつもりはありません。
ゲーム大国日本において、今年の重大ゲームニュースの一つとして挙げられるのが、「PS4やXbox Oneが日本で発売されなかった」事でしょう。この「発売されなかった」というのは、今後のゲーム市場を見ていく上で大きなターニングポイントとなりそうな予感をさせてくれます。
理由は様々に伝えられています。Xbox Oneに限っては、前世代機のXbox360市場が日本だと余りにもアレ過ぎるというのが一番に思えたりもします。しかして、PS4も含めれば「日本ゲーム市場の縮小」やら「日本向けタイトルが足りない」やら「スマートデバイス市場へのシフト」やら。大体何となく聞いた話題ではないでしょうか。私としては、納得出来そうなものから何か違うというものまで、選り取り緑な印象となっております。まぁ、全体的な面白さの話は「2013年を振り返る」で語るとしまして……。
上記のように理由は多々あれど、結局なところ日本市場がガラパゴス化しているのが顕著に表れた結果かな? と言えるように感じます。PS4が来年に送られたのも日本での需要と供給のバランスを取るためとはされていますが、そもそもに日本向けタイトルのほとんどは前世代機とのマルチタイトルとなっていて、手を出しづらいというのも確かです。そして、PS4専用のタイトルは海外向けの物がほとんどとなっています。Xbox Oneも然りです。それでも、昔に比べれば随分と海外タイトルが売れるようになったとも思いますが……。
かといって、日本市場が駄目になったかと言えばそういう話でもなく、各メーカーはスマートデバイスへの道を開拓しながら据え置き機にも活路を見出そうとしています。私自身、どちらかに絞るメーカーも出てくれば現状のように据え置き機とスマートデバイスを分け続けるメーカーもあるとは思っていますが、次世代機の視点から見れば最終的にハードを牽引できるほど面白い物がでてくるかどうかの一点となります。PS4は日本だと期待されていてより多くのゲームも出てくるとは思いますが、微妙なラインナップがたくさん出てきても困ってしまうわけです。まぁ、タイトルがたくさん出ると分かっているなら面白いゲームが発売される確率も高くなるので、そういったハードの方が面白くなる率も高いわけですが。
PS4は2014年2月22日に発売され、色々なロンチタイトルが話題になっています。すでに、ロンチから発売延期したものや、逆にロンチ入りしたタイトルもあり、大変面白い感じに入り乱れた混戦模様となっています。こちらはある程度盛りあがっていくでしょう。とはいっても、その後の展開次第ではVitaのようにしばらく低空飛行という可能性もありますので、極力良いタイトルが集まる事を期待したいとは願っております。
逆に、Xbox Oneは2014年内に発売するという発表以外何もしておりません。一応日本で発売される予定のラインナップも発表はされているものの、音沙汰のなさ具合が心配にもなりそうな雰囲気を作ります。メディア向けに説明会などを行っているようではありますが、プレイヤーに面白さを伝えようとしているのかどうかは何とも図りかねるところでしょうか。今しばらくは時間がかかりそうな気がしないこともありません。
海外市場から送れること3ヶ月。2014年になって、ついに次世代機としてPS4が日本市場にお目見えとなりますが、お目見えした後はタイトルラインナップがどうなっていくのかにスポットが当たり続けていくでしょう。2013年は日本にとって残念な次世代機事情となりましたが、来年はより一層日本から世界にアピールできるようなタイトルがでてくるくらい盛りあがっていって欲しいものですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:2013年を振り返るということで、とりあえず次世代機にスポットを当ててみました。
:何をいったところで発売されなかったからな。
:色んな思惑があるとは思うけどね。でも、日本ですぐさま買い換えるぞ! って人がどれくらいいるのかな? とは思う。ノンビリと伸びていって、FFやら何やらで一気にぐわっと行く感じ……なのかねぇ? ってところ。……インファマスに期待してるわたくしとしては、買う気満々ですけどネー。
:……その頃に余裕があれば良いけどな。
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Xbox One は Siri のような音声認識がありますが、日本語の実装がまだ間に合ってないんじゃないかと勘ぐってます。PS4の発売日は決まってるのに、 Xbox One は今だに発売日がハッキリしないということは、Microsoft は日本市場を全く眼中に入れていないんですかね。
次世代機はPS4、Xbox Oneどちらも魅力的ですが、一番興味のあるハードは Steam Machine ですね。あの独特のコントローラーパッドでどんな風にゲームをプレイできるのか気になります。高価なPC部品を惜しみなく積んでるので、価格もすさまじいことになりそうだが。