連載:気まぐれゲーム雑記 第399回:日本でPS4が遅れた理由が、日本の開発メーカーのモチベーションを上げるため……とは意外な見方
気まぐれゲーム雑記
第399回:日本でPS4が遅れた理由が、日本の開発メーカーのモチベーションを上げるため……とは意外な見方
結果論に過ぎませんが、案外良い見方でしょうか。
モチベーションが上がっている事を切に願いたい
かなり前から三菱製のモニターだったけど、ちょっとした気の迷いで某LG製を買ってしまいそのモニターが煙を吹いて壊れてから(お陰様で、漫画などで似たようなシーンは一切笑えません)それ以降ずっとモニターと言えば三菱製の「ダイヤモンドクリスタ」一筋で生きてきたAZです。……たかがモニター、されどモニターなんです……。
三菱の個人向けモニター事業撤退は酷く悲しい出来事(今年のBADニュースワースト10に入ります)で、本気を出せば「ボクとダイヤモンドクリスタ」というタイトルで小論文くらいは書けそうな勢いですが、ゲームブログなのでそれはさておいておくとしまして。PS4が日本市場への投入時期が遅れた理由は、日本の開発メーカーの意欲を高めるためであるという記事が掲載されています。
マーケットサイズの小さい日本市場を遅らせてでもアメリカでたくさん売れたほうがアナウンスメント効果は絶大で、日本のソフトメーカーの開発意欲も高められると考えたのでしょう。
[情報元:NEWSポストセブンさん]
この記事の大半は、エース経済研究所アナリストの安田秀樹氏が語っている事となっています。エース経済研究所の安田氏と言えば、なぜだか任天堂の評価だけは大変甘いことでも知られている御仁だと思っておりましたが、今回の内容は全体的に現実を見据えたものになっています。こういうのを期待していました。
現時点でPS4は世界で販売台数が210万台を突破するなど、かなり好スタートになっています。上記の安田氏の発言がいつのモノかはわかりませんが、世界で210万台普及しているハードなのだ、とも思えば開発側の見方もまた変化してくるというモノでしょう。実に目の付け所が素晴らしいです。
といったところで、日本のメーカーがどう動くのかはまだわからないのが現状です。少なくとも、日本向けと海外向けは隔てて違うモノがあり、何とは言いませんが世界向けに作ったのに世界で売れず日本だけで売れたり、その逆が起きたりと売れる見込みが立て辛い状況でしょう。まぁ大半のメーカーは、ゲームでお金稼ぎをしたいとそろばんを弾きながら開発を行っているわけですから、そうなるのも仕方がない事です。
とはいっても、海外では確かな勢いがある事も間違いではなく、この勢いをどこまで維持しながら進めていけるかが最重要になります。Wii Uのように失速してしまっては困るというのは、ソニーが一番わかっている事でしょう。その勢いを上手く日本にも持ってこれるかどうか、来年の2月22日に発売されるPS4がどうなるのかを生暖かく見守りたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:PS4が日本で遅れた理由は、日本の開発メーカーのモチベーションを上げるためじゃない? っていう記事があったので、ご紹介です。
:ふむ。世界で210万台出てるって分かれば、投資する価値も出ると考えるかもしれんしな。
:大手メーカーならそう考えるだろうね。日本市場を中心に頑張っているところは何とも言いがたいレベルだとは思うかもしれんけど、日本でも随分と海外ゲームが売れるようになってきたし、前向きに頑張って欲しいなぁとは思います。……PS4はどんな動きになるのかなぁ……。
:爆発的に行く方が珍しいんだから、無難にVitaとかと似た様な推移と思っておくのが一番かもしれんな。
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記事本文よりもモニタが煙を吹いて壊れたというほうが気になる件。ボヤ騒ぎにならずに済んだのでしょうか。