気まぐれゲーム雑記
第378回：メタルマックス4のファーストインプレッション、想像以上に正統進化なメタルマックス

突き抜けてました。

最近インプレッションを頑張っている気がします

丸1日、GTAオンラインをやらなかっただけで何だか心が晴れやかな気分になってしまったAZです。殺伐とした世界はゲームだけで十分なのだと確信しました。

さて、ジワジワと進めていたメタルマックス4ですが、そろそろファーストインプレッションを書けそうなくらい材料が集まりました。ということで、さっそくインプレッションをしてみようかと思います。ちなみに、初代メタルマックスからすべてプレイをしてきた身として、限定版を買ったわけですが、パッケージは早期購入特典の方にすべきではなかろうか？　と心底思いました。

通常版パッケージと早期購入特典パッケージ

アニメとか一部気になったけど、ファンならまるで問題なかった

初っぱなからパッケージが昭和感を出していて、非常に独特な世界観を演出してくれた事で期待した人とそうじゃない人真っ二つにわかれたような気はします。ついでに、ぱっと見人間なアンドロイドのおねーちゃんがバイクになるという設定は、中々に度肝を抜いてくれました。そういった部分に、一抹の不満を覚えた人もいるのではないでしょうか。

不満点を先に挙げてしまえば、ストーリーの影響からかアニメーションが結構使われています。今までにないアプローチなだけに、戸惑う人もいるような気がしてなりません。アニメの場合は、不満というよりは賛否両論な部分でしょうけど……。
また、戦闘時から街中まで定番っぽいセリフにはボイスが付いていますが、その音声を消しているとアニメーションシーンでも音声が消えてしまい、何が何やらわからないという場合がなきにしもあらずです。あとは、DLCを気にする人はちょっと気になってしまう作りになっています。

不満点は以上に集約されていて、ゲームそのものは至って正統進化です。何となく妙な世界観は健在ですし、ゲームも全体を通じてテンポが良い。また、バトルが3Dになったからといってテンポを損なうような事にはなっていません。あとは、パーティは一部固定メンバーになりますが、それ以外はヌッカの酒場で汎用メンバーを作れますし、バトルメンバーを汎用キャラだけで固める事も可能です。オマケで、ある程度好きなように進める自由さも相変わらずです。

全体として、昔風なRPGながらに荒廃した世界観と戦車、あとは犬さえいればどうにか成立してしまいそうな雰囲気は、まさにブレることなくいつも通りに突き抜けたメタルマックスです。DLCなど一部は議論を呼びそうな気はしますが、とりあえずは最後まできちんとプレイしてみたい代物であるには違いなさそうでした。最後までプレイしたら、また改めてレビューしてみようと思います。

以上、ファーストインプレッションでした！