連載:一週間を振り返るコラム的な何か 第62回:「ゼルダの伝説 風のタクト HD」の開発にヘキサドライブが協力で賑わったり、角川ゲームスタジオが色々と発表した一週間
一週間を振り返るコラム的な何か
第62回:「ゼルダの伝説 風のタクト HD」の開発にヘキサドライブが協力で賑わったり、角川ゲームスタジオが色々と発表した一週間
角川さんがどれだけ力を入れてるかが楽しみです。
焦ること無くマイペースに
最近寝不足気味っぽいAZです。いや、寝ているとは思うのですが、睡眠が浅いようで……。
さて、無事今週も一週間が終わったわけですが、今週一番見られた記事は「「ゼルダの伝説 風のタクト HD」の開発にヘキサドライブが協力していた件」でした。それだけ、ヘキサドライブは知れ渡っている存在とも言えます。あと、個人的興味を惹いたのはやはり角川さんの話題。
ということで、今週はそんな一週間を振り返ろうかと思う次第です。
ゼルダの伝説 風のタクト HDが発売されて……
Wii U注目タイトルとなっている「ゼルダの伝説 風のタクト HD」がついに発売されました。色々とWii U仕様に手直しされたリメイク版ですが、Wii Uを少しでも牽引できるかどうかが期待されています。
そんな中でHD化に定評があるヘキサドライブが開発に協力していたのは、流石です。どういう協力内容かといえば、「テクスチャの高解像度化・超解像の技術協力」ということで、まさにHD化するための技術協力であるのは見て取れます。こういった技術の共有が、メーカーの開発力へと繋がっていく大切な要素とも言えるでしょう。
Wii UはHD化の開発規模を見誤った事でソフトの供給に遅れが生じましたが、現在は解消されていて今後随時出てくるという流れになっています。年末年始がどうなるのかは注目すべきポイントかもしれません。
現時点でWii Uは苦戦していて、「ゼルダの伝説 風のタクト HD」もどれくらいの動きを見せるのかは未知数です。2002年に発売されたゼルダがHD化したということで、どのような結果を出すのかは注目しておいて損はないでしょう。11年ぶりに懐かしむのも良いかもしれません。
角川ゲームスタジオが艦これ改やら何やらを発表した件
最近、角川さんが随分とゲームに力を入れています。今までは販売のみに注力しており、開発は他社に任せるスタンスでした。しかし、角川さんが自社で作り出すというなら、随分とその様子は変化する……ような気もします。まぁ、現時点で角川ゲームスタジオがどれほど大きいモノかは未知数ですが。
何故そう思うのかと言えば、角川さんは自社で版権を持っているということが一つ。もう一つは、ファミ通や電撃といったメディアも持っていると言う事です。ファミ通のエンターブレインや電撃のアスキーメディアワークスは、角川グループ傘下の出版社です。10月には、社内カンパニーとして吸収合併したりなんだったりと、角川勢力をより一層伸ばそうという動きが見られます。
版権を持っているのが強いというのはバンナムが証明しています(善し悪しはともかく)し、内部的には違うメディアであれど、自社グループとしては同じ宣伝母体を2つ持っているのも随分と強い。ただ、開発についてはどこまで開発力があるのかも未知数で、発表された「ナチュラルドクトリン」のゲームシステムは外注しているようなので、基本的に音頭を取るのが角川さんというスタンスなのかもしれません。
ともあれ、ゲーム事業に本腰を入れてきた気がしないこともない角川さんが、今後ゲームユーザーにどう評されるようになるかはきちんと見ておきたいものです。多くの人が楽しめるであろうゲームを出してきてもらいたいものですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:今週は、ヘキサドライブとか角川さんとか、色々出たヨーってなお話です。
:ふむ。ヘキサドライブは流石だなぁ。
:ヘキサドライブについては、やはり実力が伴った会社なのだなぁと心底思いました。まぁZ.O.Eの作り直しパッチの一件で、すでにそう思ってたけど。今回は協力って話だけど、会社名が出てきて納得できるクオリティっていうのは賞賛されて然るべきじゃなかろうかと思う次第。……今後もどんどん手がけていって欲しいねぇ……。
:そうなれば、どんどん質が低いHD化タイトルもなくなっていくだろうしな。なおかつ、多くの人にとって面白いゲームがたくさん出てきてくれるのを願いたいものだ。
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