マルチ：「メタルギアソリッド5：ファントムペイン」のプロローグとなる「GROUND ZEROES」の実機デモがメディアに公開、TGS出展が決定

PS4/Xbox One/PS3/360から発売予定の「メタルギアソリッド5：ファントムペイン」ですが、本作のプロローグとなる「GROUND ZEROES」の実機デモがメディアに公開され、TGS 2013では次世代版を使ったデモが行われることがわかりました。以下、気になったところの内容まとめ。

「GROUND ZEROES」について

「GROUND ZEROES」は「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN（以下、MGSV）」のプロローグとして描かれる
「GROUND ZEROES」は「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」の直接的な後日譚となる1975年が舞台
そこで起きたことが9年後の本編（MGSV）につながっていく
「GROUND ZEROES」のマップは、本編（MGSV）よりコンパクトにまとまっている

「GROUND ZEROES」のデモについて

スネークの声はハリウッド俳優のキーファー・サザーランド氏
スネークが双眼鏡を覗いて発見した敵兵や重要ポイントが、ホログラフ風のマップにマーカーとして表示され、メイン画面でもその位置が確認できる
CQCはKill（殺す）、Interrogate（尋問する）、Subdue (気絶させる)という3種類の行動がチョイスできる
敵兵を尋問し目的の場所を白状させると、それがマップにアップデートされる
即時対応を可能にするスローモーション機能というのがある
本作では体力ゲージは表示されない
体力は、画面全体に表示される血しぶきなどによって感覚的に理解できる
体力は自動回復する
今回のデモは現行世代のゲーム機を対象に30fpsに固定されたものだが、PS4やXbox OneはFOX Engineの性能を最大限表現できる60fpsに対応する
車両にそれなりのシミュレーションや物理効果が用意されている
脱出用のヘリコプターに搭乗した後、ロケットランチャーで追撃を計る敵兵たちにマシンガンを掃射するシーンがあった
TGS2013では次世代版を使ったデモが行われる

質疑応答

Q：バレットタイム（スローモーション）は、ゲームを簡単にしていないか？
A：デモのAIは少し弱くしている。オープンワールドの本編ではうまく調整する。

Q：ユーザーインターフェイスが大きく変更されているが？
A：よりフォトリアリスティックになったグラフィックスを最大限に楽しんでもらうため。今後変更が加わる可能性もある。

Q：シリーズ初のオープンワールドだが、どのような構成なのか？
A：一般的なオープンワールドのイメージとは異なるかもしれない。敵地へと潜入しヘリなどによって退却するまでが1つのエピソードだが、ミッションを遂行している間はプレイヤーがどこに行こうとも自由。プレイヤーがトロフィー確保の目的でオブジェクトを拾い集めるといったタイプのゲームプレイも用意している。

Q：モーションキャプチャーにさまざまな技術が使われるなど、力が入っているようだが？
A：主要なキャラクターに関しては、ほぼ3Dスキャンとモーションキャプチャーを利用している。今後の作品では、パフォーマンス・キャプチャーに移行していく予定。今回のモーションキャプチャーの俳優は海外の俳優を起用している。

Q：カットシーンはないのか？
A：従来のタイプのカットシーンは余りない