ゲーム業界で問題となっていたマジコンですが、任天堂がマジコンに対する差止等請求訴訟に関する東京地裁判決を発表しました。

任天堂の公式発表によれば、49社のソフトメーカーと任天堂でマジコンの輸入業者らに対して差し止め請求などを求める訴訟を起こしていたわけですが、東京地裁が任天堂およびソフトメーカー各社の主張を全面的に認め、マジコンの輸入販売行為の差止めと損害として総額9562万5千円の損害賠償金を支払う命令を業者に出たとの事です。

マジコンはかねてから問題になっていましたが、すでにプラットフォームがDSから3DSに移った事で問題の規模も縮小化していました。とはいえ、3DSのマジコンも出てくるのでは？　という話題も出ています。そういった方面への牽制となるのかどうかが一つの鍵になりそうです。……まぁ、もとよりもうマジコンの販売は禁止されていますが……。

マジコンの問題は、改造ツールなど非常に微妙なところに一石を投じる可能性もあります。今後、任天堂やその他ハードメーカーがどういった舵取りをするのかはわかりませんが、業界全体が良くなっていくようになってもらいたいものですね。

［情報元：任天堂公式サイトより］