一週間を振り返るコラム的な何か
第48回：Xbox Oneの方針転換やセインツロウ4とドラクエ10に驚いた一週間、と言う話題

驚く方向性がみんな違うわけですが。

E3が終わって多少は落ち着くかと思いきやさほど変わらなかった

今週はとにかく忙しかったです。
どうにも、E3以降体調管理や時間が上手く割り当てられない状況が続いていて、もうちょっと自制せねばならんとも思うわけですが、将来を考えると「今やらずにいつやるわけ？」とも思ってしまうわけで。人間、中々上手くいかないものです。

そんな管理人はほっときまして、ゲーム業界はと言えばマイクロソフトがXbox Oneの方針転換を発表したり、日本ではセインツが色んな意味で大暴れしちゃったり、ドラクエ10がPCで発表されたりと、珍しいベクトルで驚きを見せてくれました。というわけで本日はそんな感じの話題を振り返ろうとかと思う次第です。

Xbox Oneの可能性は？

Xbox Oneがサービスポリシーを色々と変更しました。
もう何度もご紹介しているのでさらっといきますが、中古売買可能と、24時間ごとのネット認証撤廃と、ゲームシェアの撤廃と、ディスクのインストール必須に、ディスク交換も必須、とだいたいこんな感じです。

Xbox OneはSteamのような販売方法やDRMを狙っているハードでした。少なくとも、Steamのユーザー数をみればやり方自体に問題はないはずです。ですが、Xbox Oneはアピールに失敗をしました。これはもう、方針転換をした以上はそう言わざるを得ません。

最初に発表された段階で、Steam的なものになるというのを連想した人はそう多くはないでしょう。特に、PCゲームがアレな日本では中古やら認証やら、規制側の話ばかりが話題となった事もあり、余計に拍車がかかった形となりました。少なくとも、Steamと言われて「ああ、なるほど。」と納得できるユーザーの方が圧倒的に少ないです。マイクロソフトは、そこらへんも考慮して発売予定のある国々すべてに「そうする事でどのようなメリットが生まれるか」をアピールしなければなりませんでした。それができなかったということこそが最大の失敗です。

据え置き機でSteam的な事をするというのは、ゲームハードにおける一つの未来の形とも見て取れましたが、ユーザーの声に押される形で現状のサービスと変わらない結果となりました。この結果がどういった事を生み出すのかはまだまだわかりません。ですが、ライバル視されているPS4とはサービス面で同じ土俵に上がったわけですから、今度は中古だの何だので賑わせるわけではなく、ゲームタイトルで賑わせて欲しいモノです。

セインツロウ4とPC版ドラクエ10の発表

待ち望んでいた僕らのセインツが、日本にも再びやってきてくれることになりました。
あの史上最低（褒めてます）のハイレベルなクレイジーさは、セインツロウでしか味わえません。日本での発表を素直に喜びたいですし、スパイクチュンソフトはローカライズを頑張って欲しいモノです。

とはいっても、やはり値段も気になるところで、スパイクチュンソフトと言えばPC版だと1000円で売られている「テラリア」を、ローカライズやら何やらで4000円にグレードアップしていた事もちょっとした話題となりました。両方プレイしている身としましては、どちらも相応によろしい内容ではありますが、PC版に感じた「このクオリティで1000円ってすげぇ！」感はないのが残念でなりません。今度のセインツロウ4がいくらで来るのかは注目どころでもあります。

また、PC版ドラクエ10もそこそこな驚きでした。とはいっても、こちらの場合は「……え？」というちょっと不思議な感じです。
個人的な感想としては、別にどのハードの信者でもないので大いにやればいいじゃない、とは思いつつも、ドラクエがPCで出るというのは何とも感慨深いものがあります。これもまた時代でしょうか。……時代というよりは、スクエニのお家事情かもしれませんが。

スクエニのMMO事情としてよくFF11の成功が取り上げられますが、スクエニはそれなりにMMOを量産していました。つまり、FFタイトル以外のMMOは軒並み失敗だった、ということも言えます。ドラクエ10が成功なのかどうかは、もうしばらく長い目で見ていく必要はありそうですが、PC版はどうなるのかは注目どころでしょうか。
ドラクエ10のPC版は反応も様々なようですが、触った事がない人はベータテストをプレイしてみるのも良いかもしれませんね。……管理人には合わないタイプのモノでしたが、ボッチプレイヤーですので……。