連載:気まぐれゲーム雑記 第249回:PS4の日本市場へのアナウンスはTGS2013前になりそう、と言う話題
気まぐれゲーム雑記
第249回:PS4の今後日本市場へのアナウンスはTGS2013前になりそう、と言う話題
日本に対して明確なビジョンがないと、これはこれで色々と不安になるわけで?
E3も終わり、次のステージへ
E3が閉幕しました。
E3情報を色々と追いかけた皆様は、本当にご苦労様でした。管理人も数時間しか寝ないとか、わけのわからんことをしでかしてしまいました。もうちょっと計画的に動くべきです。オススメ出来ません。
さて、先日E3の感想を書きましたが、メディアの方ではまだまだインタビュー記事が掲載されたりと賑わいを見せています。そんな中、ソニーのアンドリュー氏と河野氏それぞれにインタビューした記事が掲載されました。アンドリュー氏のがこちらで、河野氏のがこちら。
流石に2つまとめると長いので話題にしたい部分だけさらっとまとめます。
アンドリュー氏のインタビュー
- PS4の発売スケジュールの最初のグループに日本が入っているかは答えられない時期
- 価格もまだ答えられない
- 欧米は競合との状況も含め、どれくらいの要求があって生産計画をどうするか、生産時期を見ながら検討する
- ソニーにとって日本は母国だから、優先順位が低いなんてことはない
- だが、現時点だと価格を発表したばかりなので、需要を見た上で日本でも発表したい
河野氏のインタビュー
- 今後TGS 2013までには、日本市場向けのアナウンスをしたい
- だが、それは「完全に日本向け」というより日本を含むアジア地域向けという雰囲気になるかもしれない
- これは、河野氏がSCEJAのプレジデントなので、そういう事になるかもしれないという意味
- いずれにせよ、日本とアジア向けのPS4関連アナウンスは、TGS 2013までにはやりたいと考えている
中々面白いインタビューなので、両方ともちゃんと読んで見るのも良いと思います。
ということで、PS4の日本市場への対応がどういう流れになっているのか、というのをあれこれ書いて見ようかと思う次第です。
期待と不安が入り交じる
アンドリュー氏のインタビューだと、日本を優先的に考えつつも計画の全容は決まっていないとしています。それと似てはいますがもうちょっと具体的なビジョンとして、河野氏はTGS前にはPS4を日本を含めたアジア市場向けに発表したいともしています。ついでに、河野氏はPS4の日本価格はファミ通のインタビューですでに日本での価格は決まっていると言う事を示唆しています。発表された北米価格を考えれば、何となく察する事ができる価格であるのは間違いないでしょう。
また河野氏が、日本を含めたアジア向けな雰囲気でのアナウンスになるかもしれない、というのは気になるところでした。気になる、というかニュアンスがちょっと分からないという感じです。恐らくアジア市場というのを深く理解していないから、日本を含めたアジア向けというものがよく分からないという解釈になってしまうのだと感じています。台北ゲームショウやら何やらはわかるのですが、市場の動きとなると、アメリカやら何やらよりも情報が入りにくいというのが原因かもしれません。
そういった何となくわかるようなわからないような雰囲気から伝わる事は、日本市場を大事にしつつも世界シェアを取らない事には始まらない、というところでしょうか。ビジネス的な判断も要求されるところなので、そこは流石に理解せざるを得ません。日本でのみ売れたところでどうにもならないことは、多くのユーザーが理解しています。とはいっても、余り無下にされても何ですが……。
発表のタイミングはTGS前ということなので、TGSで実際に触れるようなプランをある程度は考えているかもしれません。もしくは、共闘先生的なノリで独自イベントを開催する事も視野に入れているでしょう。いずれにせよ、日本での発表はもうしばらく後になりそうです。
日本のユーザーとしてPS4や新ハードがどれくらい賑わうのかは楽しみでなりませんが、各ハードメーカーがどれくらい日本にウェイトを置いてくれるかはまだまだ見えて来ない部分も多いです。そういった不安を上手く解消しつつ、より一層期待させてくれるような発表を楽しみに待ちたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:ソニーのアンドリュー氏と河野氏のインタビュー記事があったんで、ちょっと気になった部分を書いて見ました。
:まぁ、E3は日本向けのイベントじゃねーから、仕方ないんじゃない?
:そうなんだけどね。でも、インターネットで情報入手が楽になった昨今において、日本でもある程度こういう考えでいるよ、っていうのを示唆しても良いのかなぁ? とは思う次第。……ま、TGS 2013前には発表するみたいだから、そこに期待っすかねぇ。
:情報が早く伝わりすぎる弊害ってのはこういうところにも出てくるのかもしれん……。
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