海外向けに作っていたはずなのに日本でヒットしてしまった気がしないこともない「ドラゴンズドグマ」シリーズですが、その最新作となる「ドラゴンズドグマ クエスト」がPS Vitaでダウンロード無料のアイテム課金ゲームとして2013年秋に配信されることが決定しました。オープンした公式サイトはこちら。

ストーリーは、ドラゴンに心臓を奪われ新たな覚者となった主人公は心臓を取り戻すべく旅立つというもので、冒険の地はラタニア王国と新しい場所になっています。
シリーズに登場したジュリアンやメルセデスなどのキャラも登場するとのことです。
主人公はポーンを率いて戦闘をしますが、ポーンのジョブは150以上あり、それを探したりする事がゲームのポイントにもなりそうです。

ゲーム画面などを見ていると、2Dでキャラクターを描くと海外ゲームテイストな作品だったがゆえに少々濃い印象を覚え、一昔前のゲーム……ウィザードリィー的なテイストを彷彿させてくれます。
これはこれで味と取るか、何か違うとみるかで評価は分かれそうなところですが、もう少し具体的なゲーム内容を明かして欲しいところではあります。

ドラゴンズドグマシリーズの新展開ということではありますが、ダウンロード無料のアイテム課金ゲームということなので、色んな意味で驚いた人も多いのではないでしょうか？　カプコンさんも、そういったフリーミアムに踏み込まなければならないというくらいには市場の変化が著しいということでもありましょう。Vitaは、PSO2や拡散性ミリオンアーサー、そして本作とフリーミアムなタイトルが緩やかに集まって来ている印象です。

今後のゲーム業界は、企業のスマートデバイスメインのフリーミアムタイトルと、据え置き機メインのパッケージタイトル、そしてインディーズといった3つのシーンに分類分けされ、それがどんどん加速していく事になりそうです。これが吉と出るのかどうなのかはわかりませんが、パッケージ大好きッ子としましてはパッケージの方も上手くやっていって欲しい限りです。もちろん、フリーミアムでもPSO2のように面白い出来の物もありますので、すべてはバランスを上手く取れば良いとも思いますけどね。

［情報元：ドラゴンズドグマクエスト公式サイトさん］