連載:気まぐれゲーム雑記 第213回:ピーターモリニュー氏が次世代Xboxへの希望を語っているらしい、と言う話題
気まぐれゲーム雑記
第213回:ピーターモリニュー氏が次世代Xboxへの希望を語っているらしい、と言う話題
当たり前をするのが大変なのです。
ピーターモリニューとは
ピーターモリニュー氏と言えば、「ポピュラス」「テーマパーク」「ダンジョンキーパー」「フェイブル」など、いわゆるゴッドゲームで知られている御仁です。
現在は新スタジオ22cansで「GODUS」の開発に関わっていて、先日Kickstarterでの資金集めにも成功した事で話題を呼びました。
そんなモリニュー氏ですが、次世代Xboxへの希望を語っている話題が出て来ました。詳しくはこちら。
まとめると次の様な感じです。
- Xboxの次世代機は、相互接続性や携帯性が極限まで高まった新世界にどうフィットするのかがたのしみ
- モリニュー氏の個人的感情ではあるが、ゲームをプレイするためのコンソールになってほしい
- 他のモノが色々と混じってきても、「フェイスブックを見る方法が一つ増えても嬉しくない」と感じてしまう
ざっとこんなところでしょうか。
非常にゲーマーらしい意見を述べていて、結構共感出来る部分は多いのではないでしょうか。というわけで、本日はそんなモリニュー氏が語った次世代ハードについてアレコレ書いてみようかと思う次第です。
シンプルな次世代ハード
モリニュー氏は、元々Microsoft Game Studios傘下のライオンヘッドスタジオでフェイブルを開発していました。退社の理由は、今後独創的なゲームを作り続けていく為には、マイクロソフトのような大企業ではリスクが大きすぎたと以前語っています。
このことは今のゲームの需要が凄くピンポイントに当たっている事を指していて、大企業では出来ないようなアプローチをするには、小さい企業の方がやりやすいという事が垣間見えます。大企業から発売されるタイトルは大ヒットが約束されないといけませんし、独創的=一部のディープな人達のみにウケやすいタイトル、ともなればそうなってしまうのも必然ではあります。事実、ロードブリティッシュ王ことリチャードギャリオット氏も同じような動きに出て、Kickstarterで出資金を募るなどの経緯がありました。いわゆる、インディーズ的な動きです。
そういったものをどこまで次世代機がサポートするのかはかなり重要になります。
動画をアップできる、ゲーム専用のSNSが使える、テレビとの連動が云々……などなど、すでに発売されたり発表された新ハードには色々な要素がありますが、次世代機に求められているのはシンプルに面白いゲームが出る事です。他の要素があるに越した事はないのかもしれませんが、最も重要なのはゲーム機であると言う事でしょう。そこに最大限の価値を見出してもらわないと困るわけです。
5月21日には発表されるというXboxの次世代機は、テレビとの融合というホームエンターテインメントを目指していくのか、それともゲーム機として特化していくことになるのかが注目されます。PS4は少なくとも、動画や映画など色々な要素を持ちながらもゲーム機である事に特化したものであるというアピールをしてきました。Xboxはどのような答えを出すのか、楽しみにしたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:何やら僕らのモリニューおじさんが次世代Xboxについてゲーム特化したハードになってくれるといいなーってお話してるよってな話題です。
:PS4はPC寄りのゲームにしやすいゲームハードって印象を受けたが、Xboxの次世代機はどうするんだろうな?
:まぁ噂では色々と出ているけど、現時点じゃまだわからんですよ。5月21日を待つ他ないです。んでも、やっぱり「ゲームをするもの」であるのが基本なんだから、その機能に特化して欲しいとは思うところ。……日本はどういう扱いになるかなぁ。
:日本市場じゃアレな存在になっちまってるけど、PS4に比べてどういった差別化ができるのかに注目するのが一番なんだろうな。どのハードも頑張って盛り上げていってほしいものだわ。
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モリニューおじさんはフェイスブックが嫌いなのですね…まぁ要らないですけど。
新型Xboxには、視線を外したらビデオが停止する機能が実装される、という噂があった気がします。ゲームをプレイするには常時ネット接続が必須になるかもしれない…というのも気になります。
やりたいゲームがプレイ出来れば問題ないのですが、余計な機能のせいでゲームをするのに一手間かかるのは遠慮願いたいところです。