一週間を振り返るコラム的な何か
第36回：メタルギアソリッド5やBASARA4やら新作が発表されたりスクエニの和田氏が退任したりした、と言う話題

年度末なので、来月からも忙しくなりそうなのです。

花粉症はいつおさまるのやら……

くしゃみが未だに治まらない日々を過ごしているわけですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。花粉症が酷い状態だったので隙を見てサクラを見にいきましたが、やはり風情があるというのは良いモノです。心にゆとりを持ちながら、その時期にしか楽しめない情緒というのを大切にしておきたいですね。……まぁ、家に戻ってからくしゃみがより一層激しくなったのは言うまでもありませんが。

なんて偉そうに語る管理人はさておいて、ゲーム業界の方と言えばGDCやら新作発表やらスクエニやら何やら色々と動いた感じがする一週間でした。ということで、そんな新作群とスクエニについて振り返っておこうかと思う次第です。

レパートリー豊かな新作群

今週は、結構な数の新作が発表されました。
「メタルギアソリッド5：ファントムペイン」「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」「デビルサバイバー2 ブレイクレコード」「デッドアイランド：リップタイド」「メトロライト」「戦国BASARA4」くらいでしょうか。
それぞれジャンルも異なりますし、ゲーマーとしては新作発表は嬉しいモノです。

特に「メタルギアソリッド5：ファントムペイン」は、中々凝った仕掛けになっていました。すでに、そこそこバレていた感はなきにしもあらずですが、こういったわざとらしいB級臭さというのは、見ている側としても面白いものです。このような手法で注目を集めるというのは、小島監督ならではかもしれません。

他にも「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」「デビルサバイバー2 ブレイクレコード」のアトラス勢や「デッドアイランド：リップタイド」「メトロライト」の洋ゲー勢。それに「戦国BASARA4」は意外な伏兵とでも言いましょうか。
個人的な感想ではありますが、「戦国BASARA3：宴」は色んな意味でやらかした感があったタイトルで、シリーズのすべてをプレイした身としましては、この作品を集大成と呼ぶプロデューサー氏は何を考えているのだろう？　と思わせてくれた作品です。とはいえ納得しているファンの方もいらっしゃるでしょうし、次回作がどのような代物なのかはやはり多くのユーザーの目が注がれるでしょう。……心の底から「宴」みたいにはならないでほしいわけですが……。
なにはともあれ、4月1日の公式サイトオープンを待つしかないでしょう。

和田氏退任でスクエニの今後はどうなる？

スクエニの社長である和田氏が6月で退任することになりました。
任期満了による再任をしないといった流れのようですが、やはり大きな赤字を出したという事は評価の対象に含まれるものでしょう。そこばかりは仕方がない事です。

次の社長として選ばれている松田氏は和田氏と同じく会計流れを汲んだ御仁ですが、はてさてうまくいくのかどうかの手腕が問われます。……といったところで、こういったケースだとすぐさま長期で経営を握るということもなく、正式に誰かが選任されるまでのつなぎというケースもあります。いずれにせよ、しばらくはスクエニの経営的混乱は続きますが、基本的にすぐさまどうこう変化するという事もないとは思っています。

ネックになっているアミューズメント事業と海外事業をどうするのかが今後の課題となるのは明白ですが、根本的に人材不足の問題を抱えているスクエニさんが、今後それをどうフォローしていくのかは注目です。色々と即戦力の人材募集をかけているようですが、そもそも即戦力な人達は「自分を欲しがっている会社」へと行くので、やはり人材は育てるのが一番無難ではなかろうかと。……まぁ、個人的な意見ですけどね。
ともあれ、今後のスクエニはまだまだ変化する要素を多く含んでいる以上、どういった方向へと動くのかを生暖かく見守るのが一番でしょう。来年の今頃、スクエニはどうなっているでしょうね？　……さほど変わらないようには思いますが……。