一週間を振り返るコラム的な何か
第34回：シムシティの問題が終息しそうなしなさそうな感じだったりセインツロウ4が発表された一週間、と言う話題

日本にセインツがくるのはいつになるのか……。

花粉のピークは過ぎつつ……あって欲しいなぁ

相変らずくしゃみが酷いわけですが、週の前半に比べればまだ後半の方がよくなってきている気がしてならない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。わたくしはと言えば、現在無双7をプレイしていてそろそろ終わりが見えて来そうな気がしています。一応はゲームブログを運営している身としましては、月1くらいでレビューを書いて見ようという意気込みはあるものの、意気込みが空回りしている今日この頃です。

一方でゲーム業界と言えば、シムシティのサーバー問題が終息に向かいつつある中、新たな問題が発生していたり、日本でも知られているクレイジーなオープンワールドのセインツシリーズ最新作、セインツロウ4が発表されました。というわけで、今日はそんな話題を振り返ろうかと思います。

シムシティの問題は、色んな事を提起してくれた

シムシティのサーバー関連の不具合問題は、すでに終息に向かいつつあります。ほとんどの人がサーバー関連で頭を悩ませるような状況ではなくなった、というのは素晴らしい事です。とはいえ、最初からこうあるべきだったわけで、良いスタートを切れていれば評価もかなり違っていたのではなかろうか？　と心底思えてしまうのです。

また、現在は新しいゲームエンジンで開発された本作のアルゴリズムでは、シミュレートとしてはあり得てはならない交通渋滞を引き起こしてしまう事が問題となっています。

ハッキリ言えば、これはもう「テストしなさすぎ」としか言いようがありません。良く言われる「有料ベータ」という言葉を投げつけられても仕方がないでしょう。早期解決を求めたいところです。

今回のシムシティは、多くの問題を提起してくれました。常時オンラインによる弊害と恩恵や、製品版なのに不具合によってゲームデザインに手を加えざるを得なかったこと、ゲームエンジンのアルゴリズムの変更が余儀なくされていることなどです。当然、新しいゲームエンジンですしシミュレーションだからこそ余計にアルゴリズムの調整が難しいというのは理解できますが、プレイするユーザーにとっては知ったことではない、という意見が大勢を占めそうな気がしますし……。
各メーカーには、こういった事が極力ないようにゲーム開発を手掛けていってもらいたいものですが、企業である以上は儲けが重視されてしまうのは仕方がないところかもしれません。……本来企業というのは、顧客との関係がWin-Win（どちらにも利がある）である関係が望ましいわけですがね。

セインツロウが帰って来た

THQの解体により、Deep Silverに買い取られたセインツロウとそのスタジオですが、無事セインツロウ4を発表するに至りました。セインツロウシリーズは日本でも結構知られているクレイジーなオープンワールドですが、その味を一切失うことなくいつもの調子で出てきてくれたのは本当にファンがどういった人達なのかを心得ていると言えます。いやぁ、この馬鹿さは本当にイカれているとしか思えません（全力で褒めてます）。

GTAと対極にある本作は、海外でも当然ながら人気タイトルの一つですし、日本でも色んな意味で知られているタイトルでしょう。

前作にあたる「セインツロウ ザ・サード フルパッケージ」を日本で発売したのは、スパイクチュンソフトです。スパイクチュンソフトは今度テラリアを日本に持ち込みますが、こういった事はどんどんやってもらいたいですね。価格を見れば少々不満も出てきますし、マッチングについてもアレコレ言いたいところはありますが、持ち込んでくれない事には始まりませんので……。それにやはり、ローカライズはある程度定評があるところにしてもらいたいと思うのは、わたくしだけじゃないはずです。……ねぇ？　スクエニさん。

何はともあれ、セインツロウがちゃんとユーザーの元に帰って来てくれたのは大変喜ばしい事です。日本でも多くのファンがいる……と思っていますし、今作も日本での発売を大いに期待したいですね。