一週間を振り返るコラム的な何か
第20回「Wii U関連の面白い話は余り出てこず、どうぶつの森やら何やらが賑わせてた一週間、と言う話題」

レパートリーに富んだ一週間なのです。

いよいよ、年の瀬です

今年もあと一ヶ月で終わりとなります。
本当にあっという間の一年でした……と、一年を振り返る時期が来るのもあと少しです。もうちょっとだけ、残り一ヶ月を頑張って過ごしましょう。もちろん、頑張りすぎない程度に、ですけどね。

さて、今週のゲーム業界は、Wii UだとゾンビUとかNintendo TViiとか、そこらへんの話題は少々出ましたが、それ以上もそれ以下もない普通な感じでした。また、どうぶつの森ではソフト生産が追いつかない件について謝罪してたり、スクエニがカンファレンスしたり、FF14は森を歩いてたり、北斗無双の体験版はやっぱり無双だったり、スカイリムのDLCの日本語版配信が決定したり……。何かと大きくはないけど、そこそこな話題もありました。
というわけで、来週発売に迫ったWii Uについてとスクエニのカンファレンスあたりを振り返ろうかと思います。……流石に、3週連続でどうぶつの森の話題をダラダラと書いてるわけにもいかないのです。

Nintendo TViiはWiiリモコンの延長線

Nintendo TViiと言うサービスが発表されました。
簡単に言えば、Wii Uゲームパッドにテレビ欄の機能を持たせると言うモノです。まぁ、コアゲーマーにとってはほとんど要らない機能にも思えますが、家族が集まるリビングに置いてもらいたいという狙いがある任天堂としては、そこらへんも狙っての事であるのは間違いないです。Wiiリモコンも通常のリモコンの役割を果たしたわけですし、Nintendo TViiは基本的にそこらへんの延長上なのでしょう。

とはいえ、海外ではゲームパッドを使った動画サービスを受けられるのがウリになっていて、日本と文化や考え方が違うとは思えど、個人的にはもっとゲームパッドはWEBに特化したモノになっていて欲しかったのは否めません。海外で出来るサービス展開が日本だと出来なくなるというのは、何とも物寂しい話です。

また、あと一週間後には発売だと言うのに、任天堂側から何か話題を提供する、と言う事が少ないように思いました。発売前までに、何か強い話題でも出てくれば良いのですが……。何か、一押しが欲しいですね。

スクエニが何となく変わって来ているように思える？

スクエニのプライベートカンファレンスが開催され、FF14について語ったり、Luminous Studioの話題が出たり、当ブログでも連載でご紹介するような話題が出ました。決して良い事だらけの話題ではありませんが、FF14はなぜ失敗したのかという質問に、真っ向から答えているあたりはちょっと前とは何かが違っている雰囲気も感じます。

スクエニといえば、ユーザーの意見なんぞそっちのけ、というクリエイター気質な方々が多くゲームを作っている印象もありましたが、ブレイブリーデフォルトはその類ではありませんでした。また、FF14はベータテストの結果通り、お話にならないモノでしたが、新生FF14は期待しても良いのかなぁ？　と思えるくらいの結果は出しているのが現状です。

それらに共通しているのは、人が変わったから、と言う事なのかなぁ？　と。
ブレイブリーデフォルトに新生FF14で共通しているのは、ユーザーに対し出せる情報は開示している、という点です。ブレイブリーデフォルトは、多くの体験版を出してユーザーからの意見を集めましたし、新生FF14は「今どういう状況だから、計画からどれくらい遅れている」という情報も出しました。ユーザーを納得させるための情報を出している印象です。

とはいえ、スクエニは元々賛否が非常に多い企業ですので、一部だけを取り上げて良しとするのは良い答えの出し方とは思えません。あっちは良いけど、こっちはダメ、と物事は一つ一つを取り上げていくべきだと思います。
今後、スクエニがどういう企業になっていくのかはわかりませんが、昔ながらの「あそこのゲームなら安心して買える」と思わせてくれるような企業になってもらいたいものですね。