最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。本記事のデータはどちらが優れてるだの何だのといったモノではなく（そもそも、いちユーザーにそれがわかるわけありません）、マーケティング上公開されたデータの比較であり、その上での考察を書いているに過ぎません。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 太字は、平均からの差が10％以上あった場合のタイトルおよび、気になったタイトルとその売上数
• 灰色部分は順位違い
• 黄色部分はファミ通さんかメディアクリエイトさんのみしかないタイトル

集計期間：2012年11月5日～11月11日

［参照元：ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん］

さて、毎度お馴染みのランキングです。
1位はどうぶつの森が圧勝していますが、ちょっと解せない数字になっています。ファミ通さんのみですけど。そこらへんは後ほど突っ込むとして、何はともあれおめでとう御座います。任天堂さん社長こと岩田氏が、在庫の足りなさゆえに謝罪するだけのことはあったということですね。

2位は無双6エンパイアとなっています。悪くない数字だと思うのですが、どうぶつの森が圧倒的すぎてちょっと霞んでしまいます……。とはいえ、エディットモードが充実していたり、他のプレイヤーキャラをDLできたりするのは好評のようです。

3,4位のHalo4は、Xbox360を代表するタイトルなだけはある、という売れ行きでしょうか。声優さんの変更など諸問題もありましたが、日本ではちょっと苦しい立場の360タイトルがここまで売れるのは流石でしょう。

では、今日の取り上げるタイトルは、とびだせ どうぶつの森、Halo4の2つとなります。

Halo4は360タイトルなので、ファミ通さんだと少ない……という感じでしょうか。調べてみたところ、過去にウィッチャー2が360で発売されたときも、ファミ通さんだけランクインしなかった事があります。
360独占のタイトルが少ないため、少々判断し辛い部分は否めませんが、そのような傾向が見られた、というところですね。

また、とびだせどうぶつの森の場合、ファミ通さんの数字は圧倒的におかしい気がします。というのも、この集計結果は11月11日までの結果となっていて、任天堂社長の岩田氏はどうぶつの森公式ツイッターにて、「週末の追加出荷を含め、パッケージ単体で約60万本弱を出荷しています」と発言しています。
つまり、市場にはその程度の数しかないわけで、72万という数字はどこから出てきた？　という事にもなります。

例え、DLを含めている計算だとしても、DL版に関しても「20万本以上をダウンロードでご購入頂いている」と言う旨の発言をしています。となると、DL版を含めた数字を出したわけでもない、という事が言えるでしょう。
というわけで、どうぶつの森に限って言えば、メディアクリエイトさんはかなり近い数字を出しているということになります。
……まぁ、ファミ通さんの場合、雑誌の方の兼ね合いとか色々とあるのでしょうね……。

以上、売り上げ比較記事でした！