連載:一週間を振り返るコラム的な何か 第15回:任天堂の決算やキンドルストアが良さそうと言う話題

一週間を振り返るコラム的な何か
第15回「任天堂の決算やキンドルストアが良さそうと言う話題」

キンドルが良いモノに思えてなりませぬ。

最後の親知らずを抜きました

寒くなってきたかと思ったら、部屋の中は暑かったり、秋を感じられるような、そうじゃないような……。秋を感じる前に冬になってしまいそうな気配はします。
ともあれ、わたくし管理人と言えばめでたく全ての親知らずを抜きました。まだ抜いたばかりなので食事には苦労していますが、口の中があと一息で一安心できるところまでいけるようです。それにしても、痛み止めや抗生物質で頭がぼーっとしちゃうのが数日続いていて、早くクスリを飲み終わりたいと思う次第です……。

さて、そんな管理人の口内事情はどうでもいいとしまして、今週はニンテンドーダイレクトや、ブレイブリーデフォルトのブラウザゲーム、任天堂の決算など色々と話題がありました。ですが、個人的にはキンドルが気になってしょうがないので、決算の話題とキンドルの話題を振り返ろうと思います。

任天堂さんの勝負どころは来年以降

任天堂が第2四半期の決算を発表しました。
一言で言えば赤字ですが、Wii Uの製造、3DSの海外不振、円高の3要素が赤字の決め手となっているようです。Wii Uは発売されてみるまでわかりませんし、円高はしょうがないとして……。3DSの海外不振は今後どうするかが重要課題となります。

そもそも、3DSは第1四半期の段階で海外での伸びが悪いことは取り上げられていて、3DS XL(日本の3DS LL)の投入によってラインナップを充実させる、としていました。ですが、まだそこまで効果がでていないのは今回の決算どおりで、ハードを牽引するくらい強力なタイトルが必要となります。日本でいうところの、モンハンがそれにあたる事になりますが、やはり海外市場は難しそうです。

あとは、マイクロソフトやソニーが来年どのように動いてくるかが注目どころでしょう。すでに、360はWindows8との連動をするための仕掛けを施していますし、ソニーはVitaや噂されているPS4の存在も気になるところです。それに、第3勢力的なソーシャルは、このまま勢いを増すのか、それとも違う形を見せるのか……。何とも慌ただしい雰囲気はしてなりません。……何を言ったところで、我らゲーマーは待つほかないのですけどね。

アマゾンキンドルが気になりすぎる

アマゾンが、自社のサービスと連動させた電子書籍(Kindle Paperwhite)とタブレット端末(Kindle Fire)を発売します。とはいっても、他のタブレット端末であろうともキンドルアプリを使えば問題なく連動できるわけですが。

強みと言えば、Kindle Paperwhite3Gのネット接続が無料であることでしょう。電子書籍で3G回線をどれ位つかうことになるのかはまったくの未知数ですが、あるにこしたことはありません。それに、価格も紙ベースのものより抑えられていて、これは今後の出版業界も何かと慌ただしくなる事は間違いないでしょう。

それに、日本ではまだ始まっていませんが、海外では自費出版の流れも生まれています。印税はなんと70%。もちろん、定価の書籍よりも20%価格を抑えるなどの条件は付きますが、もし日本でも始まれば出版社に依存しないアマチュア作家が多く出てくる……かもしれません。
海外のやり方としては、ISBNを習得さえすれば個人でも何ら問題なく出版出来るようです。あ、ちなみにISBNは「インターナショナルスタンダードブックナンバー」の略です。要するに、全世界共通の本ためだけの番号のことですね。多少時間はかかるものの、案外簡単にできるので興味がある方は調べてみると良いかもしれません。

まぁ要するに、すでに売れないとか何だとかで閑古鳥が鳴いている日本の出版業界が変化せざるを得ない様な状況へと進んだわけです。この電子書籍化は、今後生き残れる企業とそうじゃない企業が明確に分かれてくるでしょう。……キンドルが流行った場合に限り、ですけど。
管理人は、紙ベースのモノがすべて電子化されるとは思っていません。紙は紙ならではの良さがありますので、そういう部分は残っていくでしょう。ですが、企業の金銭的都合やらなんやらで、やはり電子化は強みが出ます。それに、自費出版が加速するような流れになれば……。はてさて、どうなっていくのか。何とも楽しみですね!

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:なんか、任天堂さんの決算もきになったけど、すんげぇキンドルが気になってしょうがないって話題です。

しゃきーんさん:ふむ。出版の話題に直結するからか。

しょぼーんさん:いよいよ、無理矢理にでも電子化の流れが来るのかも? っていう感じ。まずは、電子書籍を流通させるところから始まるんだけどね。……どうなるかねぇ?

しゃきーんさん:そこらへんは何とも……。でも、安く買いたいとか、本の場所をとらずに済むって考えてる人は多いんじゃないか? 今後の出版業界は大変そうだな……。

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