マルチ:マスエフェクト3のエンディング拡張DLCが国内でも配信決定しました

すでに発売されている「マスエフェクト3」ですが、海外で起こったエンディング騒動に起因するエンディング拡張DLCが国内でも配信される事となりました。なお、エンディングに関するネタバレも含まれているので注意して下さい。以下、抜粋。

エレクトロニック・アーツとバイオウェアは本日、『マスエフェクト3』 最新DLC 「エクステンデッド・カット」 を発表します。 『マスエフェクト3:エクステンデッド・カット』 は、『マスエフェクト3』 終盤のイベントを拡張するダウンロード コンテンツパックです。 日本での配信は、6月27日(Xbox 360/PC)と7月12日(PS3)を予定しております。価格は無料です。

【エクステンデッド・カットの追加要素】
エクステンデッド・カットは、『マスエフェクト3』エンディング内容を拡張するいくつかの要素から構成されます。多くの謎だった部分が今回のエクステンデッド・カットで明確になり、シリーズ最終作に相応しいより深みのあるエンディングを体験することができます。

  1. 物語ラストで主人公シェパードがシタデルに飛ばされた際、地球に残されたノルマンディーのクルー達に何が起こったかを補足するシーンが新たに追加。
  2. 物語ラストでシェパードがリーパーの破壊か、リーパーと融合しコントロールするかを決断した後、地球上で展開される新たなシーンを追加。
  3. エピローグシーンの追加。生き残ったものや、ジオノファージについて、クォリアン対ゲス戦争、リーパーに対する決定、破壊、支配、もしくは融合など、これまで発生した主要な決断結果を反映したシーンを追加。マスリレイとノルマンディークルーの話もカバーされています。

[情報元:EA公式サイトさん]

日本でも見事に対応してくれましたね。

このエンディング拡張DLCについては、ゲームのエンディングのあり方について、ユーザーやメーカー、開発会社のすべてが考えさせられる一件でした。

一応、簡単な流れを説明しておきます。すべては、海外での出来事です。
ストーリーで重要視されるべきものが発売初日DLCで配信されるといったところからユーザーの不満が募り、ディスクにDLCデータが入っていたこと(いわゆるアンロック型)やエンディングの内容に納得出来ない、といった不満が出てきて、それらが大きくなります。
そして、最終的に今までのシリーズで選択してきた事は何だったのか? エンディングは極端すぎる、といった意見が相次ぎ、署名運動を行う事になりますが、その署名運動は病気の子供達のための募金を募るソーシャルサービスを使ったモノになり、最終的に224万円の寄付が集まることとなりました。それを受けてかどうかはわかりませんが、開発元のBioWareはエンディング拡張DLCを配信することにします。
これが今回の一連の流れとなります。

本作のエンディングについては、説明不足な点も多かった、という意見も聞きますので、これである程度は補完され、ファンを多少なりとも納得させることができるようなDLCになっているといいですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:マスエフェクト3のエンディング拡張DLCが日本でも配信されるぞぉーってお話です。

しゃきーんさん:ふむ。EAJさんも仕事したか。

しょぼーんさん:これが良いか悪いかは何とも。でも、ファンあってのゲームだ、という事も大切だと思う。ゲームに関わるすべての人がアレコレ考える良い機会になったのではなかろうか?

しゃきーんさん、焦る:……真面目すぎる……。何か悪いモノでも食ったのか?

しょぼーんさん:……たまに真面目な事いうと辛口な答えが返ってくるのは、もう仕様なのかなぁ……?

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