消費者庁、ガンホーの「パズドラ」など一部ゲームに対し景品表示法に基づく措置命令

ガンホー

パズドラ等々でお馴染みのガンホーですが、「パズドラ」などのゲームに対し消費者庁から景品表示法に基づく措置命令を受けた事を発表しました。それぞれの発表はこちら。(消費者庁 / ガンホー(両方共にPDFなので注意))

消費者庁は、「パズドラ」と「ディズニーマジックキングダムズ」の両タイトルで、商品説明表示とインターネット上の生放送中での一部発言がユーザーの誤解を招く表現であるとして、景品表示法違反(優良誤認表示及び有利誤認表示)として再発防止を命令した、という事を伝えています。パズドラについては、「特別レアガチャ『魔法石10個!フェス限ヒロインガチャ』」で入手できる13体のモンスター全てが究極進化できるかのように紹介していましたが、実際に究極進化できたのは2体だけで、これが優良誤認に該当するとの事です。また、「ディズニーマジックキングダムズ」については、とあるキャラクターとジェムをセットで買えば割安で購入できるかのようなバナー表示をしていたにも関わらず、実際は安くなってなかったという有利誤認である事を指摘しています。

今回の一件は、表示がまずいのはさることながら、YouTubeやニコ生などの生放送中での発言が証拠として挙げられているというのは大きなポイントでしょう。開発側はより正確な情報をプレイヤー側に提供する必要が出てきたわけで、特にお金が絡む要素に間違いがあってはいけないと釘を刺したようにも思えます。

ガンホーだけに限らず、多くに影響を及ぼしそうな今回の措置命令ですが、動画を通じてゲームやイベントの説明をする際には結構気をつけた方が良い様な気にはさせてくれます。他メーカーにもどういった影響があるのか、今後の状況を暖かく見守っておきたいですね。

消費者庁、ガンホーの「パズドラ」など一部ゲームに対し景品表示法に基づく措置命令に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:消費者庁がガンホーに対して景品表示法に基づく措置命令を発動させたよーってなお話です。

しゃきーんさん:ふむ? つまりどういうこと?

しょぼーんさん:悪意の有無はさておいて、プレイヤーを騙すような情報を出すなってーのと、胡散臭いバナー出すなという2点かな。開発側としては、動画で何気なく解説したくらいだったのかもしんないけど、それが誤認を引き起こしてりゃ世話ない、という話だね。他メーカーも、いわゆるソシャゲの内容を動画でアレコレ説明する際は、逐一気をつけましょうという事で。……この手の話題は久々に出てきたネェ……。

しゃきーんさん:ま、今後こういった事がなくなる事を願いたいモノだな。

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